Appleは3月9日(日本時間)にスペシャルイベント「Peek Performance」を開催し、iPhone SEやMac Studioなどのエキサイティングな新製品を発表したが、2022年はまだまだ始まったばかり。これからの9か月でAppleが行うと思われるイベントや新製品の発表について現時点で出ている噂などをまとめてみた。
確定した製品
- iPhone SE(第3世代)
- iPad Air(第5世代)
- Mac Studio(第1世代)
- Studio Display
これらは2022年3月18日に発売となる。
また、27インチiMacは製造中止になった。
6月頃 WWDC2022
Appleは毎年6月に、開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」を開催し、次期iOSなど各OSのアップデートについてを披露している。また、この際に合わせて新しいハードウェアを発売することが良くあるため、2022年のWWDCでも何らかの製品が発表される可能性が高いと見られている。
Mac Pro
「Peek Performance」のMac Studio披露の際に、「Mac Proについては、また別の日に」と、Appleのハードウェアエンジニアリング担当上級副社長であるJohn Ternus氏が触れていたことから、Mac Proの発表もそう遠くはなさそうだ。そして、大きな変更があった2013年、2019年共に発表はWWDCであったことから、今回のAppleシリコンへの変更を伴うMac Proの発表もWWDCで行われる可能性が高いと思われる。
但し、Ming-Chi Kuo氏が最近発売が2023年になると発言していることもあり、発表はあっても発売は先になる可能性が高いのではないだろうか。
Mac ProはM1 Ultra以上のモンスタースペックのSoCが搭載されるのは確実だろう。それが一体何になるのかはまだ不透明な部分が多いが、M2ベースの物になる可能性もある。
Pro Display XDRの後継機種
最近の噂で、7K解像度のディスプレイ開発が進められているとの話があったが、これもMac Proと共にWWDCで発表されるのではないだろうか。また、それとは別にミニLED搭載で、ProMotionに対応した27インチディスプレイの開発も進められているとのことで、そちらも発表があるかも知れない。
9月 秋の新製品発表会
毎年この時期には、iPhoneの新製品を初めとした、Appleの主力製品が発表される。今年も間違いなくこの時期に新型のiPhoneが発表となるだろう。
iPhone 14
iPhone 14シリーズに関しては、今回大きなデザインの刷新がありそうだ。特にiPhone 14 Proシリーズに関しては、画面からノッチがなくなり、錠剤型と円形のパンチホールがディスプレイ上部に開いたデザインになるとのことだ。カメラも大きく進化が見られ、広角カメラに関しては48MPになるとの話も出ている。また当然のことながら、新しいチップA16が搭載されるが、これに関してはProモデルのみがA16になり、それ以外はA15のままだという話も出ている。また、iPhone 14 miniは廃止され、代わりに大画面のMaxが出るとの話も出ている。
Apple Watch Series 8及びSE
大体毎年同じ時期に発表になるApple Watchなので、恐らく今回もiPhone 14と同時の発表になるだろうと思われる。噂ではデザインの刷新と大型サイズが追加されること、またエクストリームスポーツ向けのラインが新設されることが確認されている。新たなセンサーの追加はないようだ。
また、Apple Watch SEについてもアップデートがある物と考えられる。追加される機能としては、常時ONになるディスプレイや急速充電だろうか。価格は据え置かれる物と考えられる。
iPad(第10世代)
iPadもアップデートがされるとの噂があるが、外観はそのままで中身が少し変わる程度だろうとのこと。画面下のホームボタンはまだしばらく続きそうだ。
10月 もう一つの秋の新製品発表会
AirPods Pro(第2世代)
一時期は2021年に出ると噂されていたAirPods Proだが、恐らく2022年秋に登場になるだろう。噂ではステムがなくなり、より小型化するとのことだ。また、より長寿命なバッテリーを搭載しており、ケースから音が鳴り「探す」ネットワークに対応。ロスレスオーディオの再生にも対応しているとのこと。
Apple Reality(ARヘッドセット)
名称については噂の段階ではあるが、「Apple Reality」になるかもしれない。Appleが初めて発売する拡張現実のヘッドセットだ。恐らくMeta Questのような形になり、AirPods Maxのようなメッシュタイプのバンドがつくのではとのこと。全体的には大きくかさばるデザインだ。独自の「realityOS」を搭載し、超高解像度なディスプレイ、M1以上のプロセッサが搭載されると言われている。また価格も超高価格になるだろうとも
11月 今年最後の発表会
ホリデーシーズンに向けて、Appleは今年も更に多くの製品を発表するだろう。
M2プロセッサ
M1プロセッサからおよそ18ヶ月。恐らく11月の段階でM2が登場するだろうと言われている。CPUは8コアを搭載し、GPUが10コアになり、最大64GBのRAMに対応するとのことだ。TSMCが製造を担当し、4nmプロセスになると言われている。
MacBook Air
MacBook Airは数年ぶりに大規模な再設計が行われると噂されている。くさび形デザインとなり、MacBook Pro風デザインのノッチのあるディスプレイ、iMacのような色、白いキーボード等が噂されている。
13インチMacBookPro
13インチMacBook Proは2020年にリリースされ、2年経つ2022年に、M2プロセッサと標準のLCD画面を携えて登場すると言われている。また、Touchバーもここでは取り入れられないようだ。
Mac mini
春のイベントで新しいMac miniが登場するとの噂もあったが、それは遙かに予想を上回ったMac Studioだった。だが、Mac miniがなくなったわけではなく、噂によるとM2とM2 Proを搭載して年末から来年に登場すると言われている。
iPad Pro
M2プロセッサの登場に伴い。iPad Proもこのタイミングで、MagSafeやワイヤレス充電の追加の可能性など、その他わずかな改善とともに登場する可能性がある。
その他
iPodtouchもそのうちアップデートされるのかなと踏んでいる。iPhone SEが登場したこともあり、そろそろ頃合いか。その他にもAppleにはいろいろな製品があるので、もしかしたらどれかが静かにアップデートされる可能性があるだろう。
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