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AppleのMシリーズは他社チップに比べて3年先を行っている

2020年に登場したAppleのM1は、その圧倒的な性能と省電力性能から大きな話題をさらい、その後もM1 Ultraと言ったハイパフォーマンスな改良版や新たなM2チップが登場するなど、順当な進化を続けている。だが、現在まで他社からは、性能が拮抗するような製品が登場しておらず、あるアナリストによると、AppleがARMベースのプロセッサ市場で最大3年のリードを保っていると述べている。

M2はすでに注文受付が始まった13インチMacBook Proに搭載されており、今年の後半には、更に性能が強化された M2 ProやM2 Maxの登場の噂も出ている。Qualcommは、ARMノートブック市場向けにSnapdragonシリーズのチップセットを提供し続けているが、パフォーマンスと電力効率の両方において、M1がもたらすものには遠く及ばない。同社が今年発売したばかりの最新「Snapdragon 8cx Gen3」は、2年前のM1より性能が低く、AppleのM2チップより55%遅い事も明らかになっており、この発言の裏付けの一つと言えるだろう。

今回のレポートの著者であり、Strategy Analytics社のHandset Component TechnologiesサービスのディレクターであるSravan Kundojjala氏によると、QualcommはAppleと同じ市場で収益ベースで3%のシェアしか獲得できていないようだ。

Appleは、ArmベースのノートブックPCプロセッサにおいて、約90%の売上高シェアを獲得し、圧倒的なマーケットリーダーとしての地位を確立しました。AppleのMシリーズプロセッサファミリーはベンチマークを設定し、Appleは他のArmベースPCプロセッサベンダーに対して2~3年のリードを築いた。Qualcommは、2021年のArmベースノートPCプロセッサ市場でわずか3%の売上高シェアを獲得し、CPUの性能ではAppleに遅れをとっています。シェアが低いにもかかわらず、QualcommはNuvia CPUコアを搭載したノートブックPCプロセッサへの投資を続けています。CPU、GPU、AI、オーディオ、イメージング、コネクティビティ、ゲーム、セキュリティなど、高性能プロセッサのコレクションを増やしているクアルコムにとって、ArmベースのノートブックPCプロセッサは魅力的な機会を提供すると考えています。”

QualcommのM1対抗馬の噂はよく耳にするが、まだ何も具体的な話は出てきていない。つまり、AppleがM3の発売を進める頃には、他のメーカーからARMベースのSoCが登場するかもしれないのです。Appleは、M1 Ultraで高性能コンピューティング市場も狙っており、おそらく次期モデルチェンジのMac Pro向けに設計された、さらに強力なシリコンが後継となるだろう。噂では、M2 Ultraを2つ接続した物になるのではないかとのことだ。

AppleはTSMCのVIP顧客であり、優先的に最先端ノードを採用する事が可能というのも同社の優位性に繋がっているかも知れない。

QualcommがNuviaの技術で巻き返しを図ると言うが、どの程度両社の差が縮まるのか見物である。

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