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Sony、ゲームストリーミング事業拡大のため「iSIZE」を買収

Sony Interactive Entertainmentは、ロンドンに本拠を置くディープラーニング企業iSIZEを買収した。これは、ビデオ処理及びストリーミング能力の強化を目的とするものだ。

iSIZEは2016年に設立され、ビデオに関するAIアプリケーションに特化した開発に取り組んでいる。同社の製品には、BitClearやBitSaveがある。BitClearはニューラルネットワークを活用して、大幅に圧縮されたビデオの品質をリアルタイムで改善する技術であり、遅延は最小限に抑えられる。一方、BitSaveはエンコーダーがより低いビットレートでビデオを生成しながらも、品質を維持または向上させることを可能にする。

これらの技術は、Sonyのストリーミングサービスの向上に寄与する可能性が高いだろう。Sonyは最近、PlayStationのクラウドゲーミング機能を立ち上げ、ストリーミングに特化した携帯型デバイス「PlayStation Portal」の開発を進めている。iSIZEの技術は、PlayStationのストリーミングプラットフォームやアプリケーションに組み込まれ、より少ない帯域幅を使用しながらも高品質なストリームを提供する機能として期待されている。

また、この買収は、PlayStation Studiosなどのスタジオを含むSonyの社内ゲーム開発の拡大と同時に行われた。iSIZEの別の製品であるBitGenは、フォトリアリスティックなアバターをリアルタイムで生成することにより、ゲーム開発を支援する可能性がある。

Sonyは公式声明において、iSIZEが同社の研究開発およびビデオストリーミングサービスに利益をもたらすと述べているが、契約上の理由から買収の金銭的条件は公表されていない。

iSIZEには、ビデオを最適化するソフトウェアソリューションのスイートを開発した才能あるエンジニアと技術専門家のチームがいる。同社は、従来のサードパーティのエンコーダーが、大幅に低いビットレートでより高品質なビデオを生成できるようにするAIベースの知覚前処理ソリューションを構築した。

Sonyはプラットフォームを横断してオファリングを拡大する中で、iSIZEのAI専門知識をストリーミングに応用することを望んでいるようだ。これにより、プレイヤーの体験が向上し、ゲーム業界におけるPlayStationの地位を強化することが期待される。


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