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AMD、Intel、NVIDIAなどの主要顧客がTSMCへの受注を大幅削減との報告

世界有数のファウンドリおよびチップメーカーであるTSMCは、主要顧客からの受注が減速しているため、2022年第4四半期からの業績に影響がある可能性について報じられている。先日、TSMCの3nmプロセスが量産を開始し、良好な歩留まりを示しているという素晴らしい報告で一年が締めくくられるかという中でもたらされたもので、垂れ込める不景気の暗雲は2023年初頭も拭えそうになさそうだ。

DigiTimesによると、TSMCの稼働率は2023年第1四半期に大きく落ち込むと予想されている。これは、ウエハーバンクの積層が過去最高となり、有力顧客からの受注が15%減少したことに反映されている。TSMCのほぼ全ての顧客は、2023年の第1四半期に業績が悪化し、注文を減らす必要があると予想され、TSMCの稼働率が大幅に低下する。これは、7nm、6nmクラスの技術を使用するライン(N7対応ライン)を含むTSMCのすべての生産ラインに影響を与え、2023年初頭には稼働率が50%程度になると予想される。

スマートフォン用SoCなどの先端製品の生産に通常使用されるTSMCのN5/N4対応ラインは、稼働率が低くなると予想される。また、2021年初頭のチップ赤字開始以来、フル稼働しているTSMCのN28対応ファブでさえ、稼働率が低下することが示されている。iPhoneなどの人気製品は例年、年末にかけて発売されるため、上半期の高機能端末の需要減がこの傾向に拍車をかけているようだ。

新型コロナウイルス関連のロックダウンによる中国経済の減速や、世界的な多くの製品の需要減退など、いくつかの要因により、大手コンピュータハードウェア、PC、スマートフォンメーカーによるAMDIntelMediaTekNVIDIAなどの企業の新しいチップの調達が減少している。その結果、ファブレスのチップ設計者はTSMCへの発注を減らさざるを得なくなったと伝えられている。

報告されているTSMCへの発注削減は、2022年第4四半期に実施される見通しで、同社の在庫の増加につながるものと思われる。この大幅な受注減がTSMCの今期の収益にどのような影響を与えるかはまだ明らかではない。しかし、DigiTimesは、2023年第1四半期のTSMCの売上高が前四半期比15%減少すると予測している。


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