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スリム化とディスクドライブ着脱化を果たし値上げされた新型PlayStation 5が登場

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Sonyは、初代PlayStation 5およびPlayStation 5 Digital Editionよりもスリムで小型化された、長い間噂されていたドライブが着脱型となる、「新型PlayStation 5」を発表した。

基本的には、販売は従来通りディスク版とデジタル版の両方が用意されるが、異なる点はデジタル版を購入しても、別売りの「Ultra HD Blu-rayディスクドライブ」を購入すればディスクの利用が可能になる点だ。そして見落とされがちだが、内蔵ストレージも825GBから1TBにアップデートされている点もユーザーにとっては嬉しいポイントだろう。

Sonyによると、新型PS5は体積が30%以上削減され、重量はオリジナルのディスクモデルとデジタルモデルと比べて18%、24%軽くなっているという。デザインも若干変更され、よりすっきりしたデザインだ。新モデルには4つの独立したカバーパネルがあり、上部は光沢仕上げ、下部はマット仕上げとなっている。

その他の変更点としては、前面のUSB-Aポートが、時代の流れに合わせて合計2つのUSB-Cポートに変更されている。

変更点はそれくらいだ。その他のスペックに関しては、全く手を加えられていない。同じ8コアのAMD Ryzen 2 CPU、レイトレーシングと4K 120HzをサポートするAMDのRDNA2アーキテクチャに基づくGPU、16GBのRAMを搭載しているため、初代PS5を使用する場合でも、スリム版を使用する場合でも、性能の向上は見られない。

本体価格は、ディスクドライブ搭載版が66,980円(税込)(現行は6万478円)、デジタル・エディションが59,980円(税込)(現行は4万9,478円)となり、スリムになったが価格は上がっているだ。新型PS5に横型スタンドを同梱され、縦置きスタンドは3,980円(税込)で販売される。

新型PS5は11月10日に販売開始される。Sonyは今後、初代PS5の生産を終了するが、既存在庫の販売は継続する。

購入者はまた、オールマット・ブラック、ヴォルカニック・レッド、コバルト・ブルー、スターリング・シルバーを含む様々な色のコンソール用カバーもオプションで用意される。これらのカバーの7,980円(税込)となる。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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