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3月14日は世間一般ではホワイトデーだが、その数字の並びから、「円周率の日」とも定められている。米国のコンピュータストレージ企業のSolidigmは、この日、円周率を小数点以下の約105兆桁(105,000,000,000,000)まで計算し、世界記録を更新したことを明らかにした。ちなみに、105兆桁目の数字は6とのことだ。

円周率(しばしば3.14と略される)は無理数であり、小数点以下が無限に繰り返す事なく続いていく数字だ。円周率の値は、円の円周(円の縁の距離)を直径(正反対の2点間の距離)で割ったものに等しい。つまり、円周率(π)の値がわかるので、円の直径または半径(直径の半分)がわかれば、円周率を求めることができる。

円周率の桁数を追い求めることは、数学に実質的な影響はない。その代わり、円周率を最も正確な値まで計算することは、新しいコンピューター・プログラムやデータ・ストレージ・システムをテストするためのベンチマークとして長い間使われてきた。

今回Solidigmは、StorageReviewのチームとタッグを組み、この偉業を達成した。このために彼らは、1.5TBのDRAMと、SolidigmのSSDを36台連結しペタバイトレベルのストレージを用いてシステムを構築し、事業全体で75日の日数を要したという。

StorageReviewのチームは、オープンソースとプロプライエタリ・ソフトウェアを組み合わせて活用することで、ハードウェアの能力を十分に引き出すアルゴリズム・プロセスを最適化し、計算時間を短縮して効率を高めた。

StorageReviewのオーナー件編集長のBrian Beeler氏は、「円周率計算の場合、我々は完全にストレージによって制限されています。より高速なCPUは計算を加速させるのに役立ちますが、多くの世界新記録の制限要因は、ボックス内のローカル・ストレージの量です。今回もSolidigmのD5-P5316 30.72TB SSDを活用し、システムに1P強のフラッシュを搭載しました。このSSDがあったからこそ、過去の記録を塗り替え、105兆円もの円周率桁数を達成することができたのです」と、ストレージの重要さを説いている。

チームはSolidigmのD5-P5336 61.44TB SSDを用いることで、更なる記録の更新を目指している。

「32台のD5-P5336 61.44TB SSDが2PBのストレージに近づいていますが、この105兆の記録はいつまで続くのでしょうか?私たちが言えるのは、期待していてください、ということだけです」と、Beeler氏は述べている。


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