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Huaweiが、新しいデータストレージデバイスである「OceanStor Arctic」と呼ばれるものを発表した。同社はこの新しいストレージ技術について、まだ多くの詳細を明らかにしていないが、先日バルセロナで開催されたMWCで初めてこの技術について語った。

Huaweiのデータ・ストレージ製品ラインのプレジデントを務めるPeter Zhou博士は、OceanStor Arcticが、ハードディスク・ドライブよりも消費電力を90%削減でき、テープ・システムと比較して接続コストも20%削減できると述べた。しかし、Zhou博士はそれ以上のことは明かさなかったが、Blocks and Filesは広報担当者からこのシステムに関する情報をもう少し引き出した。

このデバイスは、いわゆる磁気ディスク(MED)技術に基づいており、2kW未満の消費電力で10PBを超えるラック容量を提供するようだ。MEDの第一世代では、主にアーカイブ用ストレージとして位置づける。海外での発売は2025H1頃を予定しているようだ。

この発言で注目すべきは、それが「ディスク」と表現されている点だ。これは、データが保存される磁気トラックとともに、読み書きヘッドを備えたハードディスク・ドライブに似ているかもしれないことを示している。しかし、現行の3.5インチ・ディスク・ドライブの規格に準拠するのか、それともまったく新しいフォームファクターを採用するのかは不明だ。この全く新しいテクノロジーは現在のところ存在しないため、それがどのようなものなのか、どれくらいの大きさなのかなどは誰にも想像がつかない。しかし、Huaweiはラック容量について話しているため、磁気ディスクやテープシステムのドロップイン代替になると推測される。magneto-electricという表現は、ドライブの磁気特性と電気特性の間に何らかの相互作用が発生することを示しているが、それ以上のことはあまり知られていない。しかし、現在のディスクドライブのように回転する磁気プラッターを搭載しているものと思われる。

既存の方法よりも電力を節約できるという点では、2KWで10ペタバイトを保持できるというが、これはハードドライブのラックよりも削減できるということだ。Tom’s Hardwareが計算したところ、288台の30TB HAMRハードディスク・ドライブを搭載したラックは、2.88KWの電力を消費しながら8.64ペタバイトを保持することができるが、テープ・システムと比較した具体的な数字は不明である。


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