TSMCは、まもなく正式稼働する熊本工場に続き、日本で2番目のファウンドリーを建設する事を発表した。
熊本第二工場の建設に当たっては、TSMC、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社、デンソー、トヨタ自動車らによるJapan Advanced Semiconductor Manufacturing(JASM)への追加出資が行われ、2027年末の操業開始を目指すという。
近日中に稼働予定のJASM第一工場と合わせ、「JASMへの投資総額は日本政府の強力な支援により200億米ドル(2兆9,600億円を超えることになる」と声明では述べている。
合弁会社JASMは、TSMCの熊本県にある製造子会社で、両工場の拠点となる。
「お客様の需要拡大に応えるため、第二工場の建設を2024年末までに開始する予定です。今回の生産規模の拡大により、JASMの全体的な収益構造の改善とサプライチェーンの効率化が見込まれます」と生命では述べられている。
また、JASM第一工場の開所式は2月24日に行われるのことだ。
JASM両工場合計の月間生産能力は100,000枚(300mmウェーハ換算)以上となる見込みで、自動車、産業、民生、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)用途向けに40nm、22/28nm、12/16nm、6/7nmプロセス技術による製造を担う予定だ。
また、両工場では3400人以上のハイテク専門職の雇用創出が見込めるという。
TSMCは火曜日の別の声明で、取締役会がJASMに最大52億6000万ドルの資本注入を承認したと述べている。
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