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CD Projekt Red(CDPR)は、ゲーム史上における屈指の名作と言える『The Witcher 3』を2015年に発売したが、7年の歳月を経て先日、主にビジュアル面を強化した次世代機向けアップデートを実施することを発表していた

そのアップデートがついに本日配信され、確かにビジュアル面で素晴らしい改善が見られたが、PC版のプレイヤーからは、ハイエンドのシステムでさえも、パフォーマンスに深刻な問題があることが報告されているようだ。

CD Projekt Red(CDPR)のタイトルでパフォーマンスの問題が話題になった作品と言えば、間違いなくCyberpunk 2077が思い起こされることだろう。10年にわたる開発の末、CDPRはPS4とXbox One Xで多数のバグと我慢ならない程の速度の低下という大きな問題を抱えたまま見切り発車的に2020年後半にリリースされた。その後の修正に次ぐ修正で段々とまともなものにはなっていった事は記憶に新しい。同作では一方で、PC版は、その美しいグラフィックを堪能しようと、最高設定の視覚効果を有効にするには強力なハードウェアが必要だが、プレイ自体は問題なく可能だった。今回はその逆で、コンソール版の『The Witcher 3』次世代アップデートでは、PS5とXboxシリーズXでは問題なく動作するが、PC版に問題があるのだ。

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(Source: Wccftech)

最大の問題のひとつは、ここ数年ゲームでは一般的でありながら、『The Witcher 3』では新たに採用されたレイトレーシングにあるようだ。レイトレーシングは、光の物理的な挙動をシミュレートすることで、リアルなライティングを生成するものだが、これを行うには、比較的新しい世代のグラフィックボードが必要となる。『The Witcher 3』はここに問題があるようだ。レイトレーシングをオンにすると、NVIDIAの新型RTX 40シリーズであっても、フレームレートが30~40fpsの範囲に急落するとのことだ。

だが、レイトレーシングを有効にしなければいいというわけでもなく、例えフレームレートが高い状態になったとしても、一定のカクつきが報告されているようだ。

また、問題はビジュアル面だけにとどまらず、一部のMODは動作しなくなってしまっているという。

このアップデートは無料で提供されている物だが、PC版ユーザーは急いで導入する事は少し控えた方がいいかもしれない。もし既に次世代機向けアップデートを適用してしまっても、Steamユーザーならば、クライアントのベータオプションで旧バージョンに戻すことも可能だ。プレイ途中の人にはその方法がいいかもしれない。

CDPRはまだ公式に声明を出していないが、チームがこれらの問題の解決に取り組んでいることを願うばかりである。

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