CES 2023に登場したSony Interactive Entertainmentの、Jim Ryan CEOは、PlayStation 5の品薄状態が事実上解消されたと述べている。同氏は、「世界中の地元の店でゲーム機を『より簡単に』見つけることができるようになるはずだ」と述べている。
ただ、この記事の執筆時点では、Amazon、楽天、その他のオンラインショップにおいて、PS5の在庫は確認出来ていない。
加えてSonyはCESで、PS5の世界販売台数が3000万台に到達したことも発表した。2022年12月の販売台数は歴代最大となり、ゲーム機の発売月を上回るほどだった。
新しいハードウェアに関して、SonyはPS5用のカスタマイズ可能なアクセシビリティ・コントローラー・キットであるProject Leonardoを発表している。
Project Leonardoは、円形の台座と、交換可能なボタンとジョイスティックのキットを備えており、プレイヤーの特定のニーズに合わせて完全にカスタマイズすることが可能だ。
PS5の品薄が解消されたのは、実際に供給が増えたこともあるだろうが、価格が上昇したこと、世界経済の低迷やインフレによって、人々の可処分所得が減ったことから、娯楽・遊興費への支出が削減されたことも一因かも知れない。
Sonyは今年にも新たなPS5を販売すると言われいている。これは、基本的にはデジタルエディションのようにドライブレスモデルとなるが、後から必要な場合に光学ドライブを増設することが出来ると言われており、このことによってマシン本体の価格が実質的には値下げになるかも知れない。
いずれにせよ、PS5が手に入りやすくなることは、今年はFinal Fantasy XVIのような超目玉タイトルも待機していることから、ユーザーとしては歓迎すべき事だろう。
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