Sonyのワイヤレスイヤホン「LinkBuds S」が近々Bluetooth LEオーディオに対応するようだ。Twitterにやまだたいち氏によって投稿された内容によると、2023年春に実施されるらしい。
ただし、LEオーディオを利用するためには、再生用のデバイス(スマートフォンなど)も、ファームウェアのアップデート(Android)か、LEオーディオをサポートした新しいデバイスであることが必要となる。Bluetooth LEオーディオでは、バッテリー寿命の向上と低遅延が実現されるという。
NW-A300のBluetooth出願によると、今度のAやZXウォークマンもLE オーディオに全く対応していない可能性があり、ユーザーは新技術を生かせないことになる。また、WF-C500の後継機もLE オーディオに最初から対応しているのか、後々ファームウェアアップデートで搭載するのか不明だ。今のところBluetooth SIGには登場していないので、まずはそこからと言ったところか。
人気のフラグシップイヤホン「WF-1000XM4」がどうなるかも気になるところだ。SonyはWF-1000XM4については、マルチポイントのアップデートは「今冬」としているが、LE オーディオについては何も触れていない。
それとも新たなフラッグシップのWF-1000XM5がLE オーディオに対応するのだろうか。WF-1000XM5についてはまだほとんど噂も出てきていない段階であるため、詳しいことは不明だ。とはいえ、AppleのAirPods ProとSamsungのGalaxy Buds 2 Proが既にBluetooth 5.3に対応していることから、WF-1000XM5も間違いなくBluetooth 5.3には対応するだろう。そして更に踏み込んで、さらに、LEオーディオへの対応を進める可能性も考えられる。
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