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Netflixが初の会員数減を報告 – パスワード共有の厳格化など今後の方針を説明

Netflixは、2022年1〜3月期決算の決算と合わせて発表した資料「株主への手紙」の中で、同社初の会員数減を報告した。これに伴い、株式市場では同社の株価は一時2割以上の値下がりを見せている

この記事の要点
  • 2022年第1四半期で会員数は世界で20万人減の2億2160万人。第2四半期では更に200万人減の予想
  • 会員数減は、ウクライナ情勢、物価上昇、競合他社の攻勢、アカウント共有が原因と同社の分析
  • 今後は広告付きの格安プランも検討

Netflix初の会員数減を記録

Netflixの株価は、同社が第1四半期に20万人の加入者を失ったと発表した後、火曜日の時間外取引で20%以上下落している。原因は、同社が発表した10年ぶりの加入者数減だ。これまで同社は、予想では250万人増を見込んでいた

「我々の収益の伸びはかなり鈍化した」とNetflixは株主への手紙の中で認めている。

会員数の減少は複合的な要因と見ている

減少の原因について、同社は以下の要因を挙げている。

  • 新型コロナウイルス感染症の拡大により、2020年に大幅に増加した反動で2021年は成長が鈍化している
  • インフレが進む中での娯楽支出の減少
  • ウクライナ侵攻を機にロシア事業を中断したこと(これにより70万人の減少)
  • 1月に実施した値上げ(北・南米では100万人の減少を記録)
  • アカウント共有により料金を払わずに利用している層が「1億世帯以上」いること
  • 動画配信サービスへの参入企業が急増し、競争が激しくなっていること

また、同社は第2四半期は200万人減と予想している。

広告付き割安プラン・パスワード共有の厳格化を検討

同社では事業モデルの抜本的な見直しも検討している。

既に南米ではテスト的に導入されている、パスワード共有の取り締まりを今後は世界的に広げていくこと、また作品の合間などにCMを挟み、月々の料金を抑えるプランの導入を検討していると、決算報告の中で同社CEO Reed Hastings氏は述べている。

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