Kensingtonは、CES 2023において人間工学に基づく新たなトラックボール「Pro Fit Ergo Trackballs」と、静音メカニカルキーボード「QuietType Pro Mechanical Keyboard」を発表した。
Pro Fit Ergo Trackballsは、TB450とTB550の2つのサイズで展開される。同社が先日発売した、SlimBlade Proとは異なり、どちらかというとマウスに近い外観だ。また、SlimBlade Proと異なる点は、親指操作式のトラックボールであることも挙げられる。
![tb550 pro fit ergo trackball 52562021606 o](https://texal.jp/wp-content/uploads/2023/01/tb550_pro_fit_ergo_trackball_52562021606_o.webp)
TB450とTB550は、どちらも親指操作式のトラックボール構造であること、Bluetoothまたは2.4GHzワイヤレス接続でWindows、macOS、Chrome OSに対応している点は同じだ。しかし、TB450は5系統、TB550は7系統のプログラマブル入力を搭載している点、また、TB550は、チルト可能なスクロールホイールも搭載し、USB-C経由で充電できるバッテリー内蔵であるのに対し、TB450は一般的な使い捨て電池を用いる点が異なっている。
![tb450 pro fit ergo trackball 52561549582 o](https://texal.jp/wp-content/uploads/2023/01/tb450_pro_fit_ergo_trackball_52561549582_o.webp)
どちらのトラックボールも、DPI感度や加速度、ボタンマッピングなどを調整できるソフトウェア「KensingtonWorks」を使って、入力をカスタマイズすることが可能とのことだ。
残念な所は、右手用しかアナウンスがない点だ。これについて、Kensingtonに問い合わせを行ったが、記事執筆時点では回答がない。
Kensington TB450 および TB550 Pro Fit Ergo トラックボールは、2023 年第 2 四半期に発売されるとのこと。
同時に発表になった、新型静音メカニカルキーボードMK7500Fは、主にWindowsやMacを長時間使用するプロフェッショナルをターゲットにしている。Kailh Midnight Pro Silent Tactile Switch と消音パッド (<55db) を使用して設計されており、応答性が高く静かなタイピング体験を保証してくれる。
![kensington silent mechanical keyboard for professionals 1672849667](https://texal.jp/wp-content/uploads/2023/01/kensington-silent-mechanical-keyboard-for-professionals_1672849667.jpg)
そのMK7500F QuietType Proには、Macのカメラ操作に素早くアクセスでき、「Microsoft TeamsやZoomなどの人気の会議アプリケーションを使用した際のバーチャルミーティング体験を最適化する」という、ミーティングコントロールも付属している。
![52293 104108 002 Kensington keyboard](https://texal.jp/wp-content/uploads/2023/01/52293-104108-002-Kensington-keyboard-xl.jpg)
「バーチャル・ミーティングが現代のプロフェッショナルにとって『ニューノーマル』になってきており、周囲の騒音を気にせず、より正確なタイピング体験を提供するキーボードへの需要が高まってきています。「この新しいキーボードは、メカニカルキーボードの精度、快適性、耐久性とメンブレンキーボードの静粛性を組み合わせ、専用のミーティングコントロールを統合して、あらゆる職場環境で生産性を最大化するビジネスクラスのソリューションを提供します。」と、Kensingtonのカスタマー・エクスペリエンス・ディレクターであるRafi Khusro氏は述べている。
新しいキーボードの価格は発表されていないが、2023年第1四半期後半より全世界で発売予定とのことだ。
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