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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、月探査用スマートランダー(SLIM)の月面着陸に挑む。このミッションがソフトタッチダウンで成功すれば、日本は月面に着陸した5番目の国となり、中国とインドに次いで今世紀3番目の国となる。

SLIMは1月20日の午前0時に降下を開始し、20分後に着陸する予定だ。JAXAにとって月面を目指すこの重要なミッションは、正確な月面着陸を実証するためのもので、これまでどのミッションでも実証されたことのないレベルの精度である。特定のターゲットエリアから100メートル以内に月面に降りることが期待されている。

アポロ11号のイーグル着陸船の着陸地点は、20×5キロの楕円であり、宇宙飛行士による土壇場の手動調整が必要だった。SLIMは、顔認識用に最初に設計されたソフトウェアを使用して、その位置を正確に把握している。JAXAのSELENEミッション(別名「かぐや」)が収集したデータのおかげで、SLIMは自分がどこにいて、どこに行けば正しく着陸できるかを知ることができるはずだ。ムーンスナイパーというニックネームは正確だ。

SLIMの大きな目的は、高精度の着陸を証明することだ。「”着陸できる場所に着陸する”のではなく、月面上で “着陸したい場所に着陸する”ことを達成することです」と、JAXAの山川宏理事長は、ミッションが打ち上げられた9月の記者会見で語った。

順調にいけば、SLIMは2台のローバーを放出する。1台目はホッピング機構で移動し、カメラといくつかの科学ペイロードを搭載する。もう1台は、わずか250グラムのローバーで、月の状況に最適に適応できるように形状を変えることができる。

月への到達と着陸は、SLIMに期待される高い精度での挑戦以前に、容易なことではない。2022年11月、JAXAの「OMOTENASHI」着陸機は月面に到達する前に失われた。2023年4月、日本の新興企業ispaceが民間企業初の月面着陸を試みたが、探査機との通信も途絶えた。8月には、成功が約束されていたロシアの月探査機が月面に墜落してしまっている。

世紀の瞬間は、以下のLIVE配信で1月19日23時から確認出来る。

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