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地球の平均気温が4日連続で観測史上最高を記録

米国・メイン大学の気候再解析ツール「Climate Reanalyzer」によると、7月3日〜6日までの過去4日間、世界の平均気温は、少なくとも1979年以来、地球上で最も暑い日の記録を更新した。7月3日には世界平均気温が摂氏17度まで上昇し、4日間それを維持している。

この気温は、北半球と現在冬である南半球の気温を合わせた世界平均である。専門家によれば、この4日間の猛暑は、気候変動とエルニーニョの到来によって引き起こされた可能性が高いという。エルニーニョとは、赤道付近から南米の太平洋岸にかけての海面水温が上昇する気候パターンである。エルニーニョ現象は、世界中の熱波を押し上げるほど大気の状態を変化させる可能性がある。

Climate Reanalyzerは、大気測定ツール、地表観測、人工衛星からデータを取得し、世界の平均気温を推定する。AP通信によると、この値は政府の公式な推定値ではないが、アメリカ海洋大気庁は、気温の記録を計算する際にこれらの測定値を考慮することを示唆した。

記録を更新しているのは7月だけではない。欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスによると、先月は記録上最も暑い6月で、2022年6月より平均0.2℃気温が高かった。AP通信によると、この1週間、危険な熱波が米国南東部の各州とテキサス州を悩ませており、少なくとも13人が熱中症で死亡している。科学者たちは、エルニーニョに伴う海洋熱波が魚やサンゴの個体数に壊滅的な打撃を与える可能性があると予測している。過去最大の世界的サンゴ白化現象を引き起こした2016年のエルニーニョ現象に似ているとのことだ。

世界気象機関の5月の報告書によると、気候変動とエルニーニョの複合的な脅威に直面している世界は、今後5年以内に気温上昇1.5℃(気候変動による最悪の影響を回避するために2015年のパリ協定で定められた目標)を突破する可能性が高い

「最も暑い日はいつになるだろうか?地球温暖化、エルニーニョ、年周期のすべてが揃うとき。まさに三重苦だ」と、オックスフォード大学のMyles Allen教授はWashington Post紙に語っている。


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