Huaweiは、米国の強力な規制が行われているにもかかわらず、着実に復活してきているようだ。最新のレポートによると、同社の純利益は2023年に2倍以上に増加しているようで、過去最高だった2021年に次ぐ水準にまで回復しているという。
Huaweiは2023年に収益が9.6%増の7042億元(15兆円)に急増し、利益も870億元(1兆8,520億円)となり、2022年の356億元(7,581億円)の2倍以上を記録している。
Huaweiは、米国による輸出規制のために継続的な挫折に直面しているにもかかわらず、この逆境をうまく食い止め、その過程で成功を収めているようだ。
世界、特に日本で人気のiPhoneを販売するAppleも、中国でのビジネスを軌道に乗せるためには、多くの製品を値引きするなどのビジネス戦術に頼らざるを得ないが、そうした努力も実を結ばず、同社は以前、出荷台数が2桁パーセント減少したと言われている。CanalysのアナリストであるRunar Bjorhovde氏によると、Huaweiの復活により、Appleは中国への投資を増やさざるを得なくなっている。
2023年全体では、同社の売上高は2022年の6423億3000万元から9.6%増の7042億元となった。さらに、研究開発費は1647億元と歴史的な高水準に達し、年間売上高の約23%を占めた。昨年の成功を受け、Huaweiは2024年に向けてハードルを上げ、1億台のスマートフォン出荷を視野に入れ、ファウンドリーパートナーのSMICとの協力により、今年後半に初の5nmチップセットを投入する可能性があると報じられている。
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