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AMDがSSDのパフォーマンスをアップさせる「Smart Access Storage」テクノロジーを開発中との噂

Smart Access Storage AMD

新しい情報によると、AMDは「Smart Access Storage(SAS)」と呼ばれるRyzenプロセッサ用の新しいテクノロジーを準備しているとのことだ。詳細は不明だが、その名称からストレージ、特にSSDのパフォーマンスに関連する物と考えられている。

この記事の要点
  • AMDが「Smart Access Storage」というテクノロジーを開発中との噂
  • Smart Access Storageの詳細は不明だが、MicrosoftのDirectStorageとの類似が指摘されている

Smart Access Storageは、DirectStorageに似たものとなる?

SSDのパフォーマンスをアップさせるテクノロジーというと、元々Xbox Series X/Sで導入されており、少し前にWindowsでも導入された、Microsoftの「Direct Storage」が挙げられるだろう。「DirectStorage」は、CPUを介さずにGPUを使用して直接ストレージに保存されているデータを圧縮及び解凍することで、M.2 NVMe SSDの転送速度を最大限に活かすことが出来、ゲームの読み込み時間を超高速化するテクノロジーだ。特に、NVMe SSDおよびWindows11と組み合わせた場合にCPU使用率を20%から40%削減できるという。

今回リークされた、「Smart Access Storage」は、その名称から、恐らくDirectStorageと共通する部分があるのではないかと予想されている。

残念ながら、Smart Access Storageに関する詳細は、まだ非常に少ない。AMDがこの技術をどのように実装するのか、DirectStorageとどの程度の類似があるのか不明である。

VideoCardzの情報源によると、この機能はCorsairのVoyager「AMD Advantage」ゲーミングノートPCでデビューするかもしれないとのこと。AMD Advantageは、AMD RyzenプロセッサとRadeonグラフィックスを活用したデバイスを指す言葉だ。

Forspokenの開発元であるLuminous Productionsは、GDC 2022において、最大2万ファイル(4.5GB)からなる複雑なシーンで、DirectStorageのパワーを実証している。M.2とSATA SSDを搭載したテストシステムでは、従来のハードドライブでは21.5秒かかったシーンの読み込みが、それぞれ1.9秒と3.7秒で完了した。Smart Access Storageは、もしもその性能がDirectStorageと同程度に上がると仮定するならば、Intelがそれに対する答えを持っていない以上、AMDにとってゲームチェンジャーとなり得る。

Corsair Voyagerは、Ryzen 9 6900HXチップとRadeon RX 6800Mグラフィックカードを搭載していると報告されている。VideoCardzは、Corsairが6月にこのゲーミングノートPCを発表すると考えている。つまり、Computex 2022でこのノートPCとテクノロジーについてもっと知ることができるかもしれないということだ。さらに、AMDのCEOであるリサ・スー博士が、Computex 2022の基調講演を行う予定だ。AMDの「次世代モバイルおよびデスクトップPCのイノベーション」について詳しく知ることができるため、Smart Access Storageが議題に上るようだ。

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