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Razer、ヘッドトラッキング機能を搭載したサウンドバー「Leviathan V2 Pro」を発表

大画面テレビにサウンドバーを組み合わせる事は珍しいことではないが、PCゲームにおいてサウンドバーを用いるというのはあまり聞いたことがない。1人で楽しむことが多いPCゲームでは、大体が、ヘッドホンだったり、2対のスピーカーを組み合わせる事が多いのではないだろうか。だが、Razerはそこに風穴を開けるつもりのようだ。今回同社がCES 2023にて発表した「Leviathan V2 Pro」サウンドバーは、驚くべき技術でスピーカーとヘッドホンの両方の利点をユーザーにもたらそうとしている。

THXおよびAudioscenicとの提携で作られたLeviathan V2 Proは、ビームフォーミングサラウンドサウンドとヘッドトラッキングAI技術を組み合わせることで、ユーザーを「3Dオーディオ」で包み込むことができるとのことだ。内蔵の赤外線カメラでユーザーの位置を検出し、サウンドバーがリアルタイムでリスナーの位置にオーディオビームを適応させて音を最適化するのだ。

3Dオーディオ機能には、2つのモードが用意されている。THX Spatial Audio Virtual Headset は、ヘッドセットでよく見られる位置情報を模倣したステレオコンテンツ用で、THX Spatial Audio Virtual Speakers は、ホームシアター・システムのように部屋を満たすマルチチャンネル・オーディオ用となる。

また、Razer Leviathan V2 Proには低音を強化するためのサブウーファーが搭載されている。背面には、サブウーファー専用の3.5mm入力と、ヘッドフォン用の2つ目の3.5mmポート、電源アダプターポート、PCに接続するためのUSB-Cポート1個が並んで配置されている。また、Bluetooth 5.0での接続にも対応している。ただし、残念なことにHDMI入力とHDMI出力/ARCポートは備えていない。

価格は399.99ドルとのことだが、日本での発売はまだ未定だ。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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