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Neuralink社が動物実験をめぐって連邦政府の調査を受けていると報じられる

2022 12/07
テクノロジー
2022年12月7日
(Credit: Neuralink)

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Reutersの独占報道によると、Elon Musk氏がCEOを務める医療機器メーカー「Neuralink」が、動物福祉法違反の可能性で連邦政府の調査を受けているとのことだ。この調査は、同社の動物実験が急がれ、不必要な苦痛や死がもたらされているという社内スタッフからの通報に起因するという。

ただし、Neuralink自体は組織内で動物福祉にしっかりと取り組んでいることを表明していた。

Source
  • Reuters: Exclusive: Musk’s Neuralink faces federal probe, employee backlash over animal tests

Reutersによると、内部文書を受け取った後、「調査に詳しい情報源」に話を聞いたが、それは実際に苦情の内容をを裏付けるものであったとのことだ。

Neuralinkは、麻痺のある人が再び歩いたり、ある種の神経疾患を治したりするのに役立つ脳インプラント技術を研究しており、先週、同社はFDAに関連書類を提出し、今後6か月以内に実際に脳内インプラントを人間に実施する臨床試験に入ることを表明していた。

この調査について知っている2人の人物がReutersに語ったところによると、連邦検察官が米農務省(USDA)の監察官に、秘密裏に行われた連邦政府の調査を開始するよう依頼したとのことだ。そのうちの一人は、調査内容は、研究や実験に一部の動物を使ってもよいとする動物福祉法の違反が主な内容だと語った。

Reutersの伝える所によると、Elon Musk氏からの開発加速の圧力で実験が失敗したとの不満など、Neuralinkの動物実験に対する社員の不満が高まっていた時期に調査が始まったという。

従業員たちは、そのような失敗が想定される実験を行わなければならないため、より多くの動物が実験に利用され、死んでしまったと主張している。電子メール、報告書、プレゼンテーション、オーディオテープ、チャット、これまで公開されていなかったメッセージなどは、会社が保管している文書の中にあるとの事だ。

Reutersは、連邦政府の調査の範囲や、Reutersの取材で従業員が言及した動物実験の問題と同じ疑惑に集中しているかどうかはわからないとしている。Neuralinkと連邦当局は、Reutersの情報提供の要請にも応じなかった。

米国では、企業が研究に使用できる動物の数に制限はない。専門家は、いつ、どのように動物を実験に使用するかについて、かなりの裁量権を持っている。Reutersが調べた規制当局の記録によると、Neuralinkは米国農務省の施設検査をすべてクリアしているとのことだ。

確かに、人命を危険にさらすことなく医薬品や医療機器を開発するためには必要不可欠なステップである。しかし、Reutersが調べた他の文書や、同社の動物実験の方法を「個人的に知る情報源」によると、2018年以降、280頭以上の子羊、豚、猿を含む1500頭以上の動物が同社によって「殺害」されたという。

この数字を概算とした情報筋によると、同社は実験・殺害された動物の数について正確なデータを保持していないという。Neuralinkは、研究においてラットやマウスも活用していた。

とはいえ、殺処分された動物の数が多いからといって、Neuralinkが違法な実験を行っているとか、倫理的な基準に違反しているということにはならない。多くの企業では、人間の医療を改善するために頻繁に動物が研究に使用されており、これらの企業は、可能な限り早く治療法を公開するよう金銭的なプレッシャーにさらされている。

実際、Reutersが指摘するように、実験動物が実験終了後に解剖され、研究用に利用されることはよくあることだ。

悲しいが、これが現実であり、研究の重要なプロセスなのである。

問題にされているのは、Musk氏の迅速な研究の要求により、不必要な動物の死が起こっていることだという。Reutersによる、数年にわたる従業員へのインタビューやビジネス上の会話によると、近年ミスによって不必要に殺害された86頭のブタと2匹のサルを含む4つの研究があったという。

3人の現・元職員によると、このミスが実験の研究価値を低下させ、再発を余儀なくされ、さらに動物を死なせる結果となったという。3人は、実験チームの準備不足と、プレッシャーのかかる環境での作業がミスの原因であるとした。

また、Reutersが受け取ったメッセージによると、ある職員は今年初め、こうした現状を止めるために、動物の手術のやり方を調整する必要があると同僚に苦言を呈したとのこと。その職員によれば、タイトなスケジュールのため、職員は締め切りを守るために必死で働き、手術前にギリギリまで手直しをしなければならず、それが動物への危険を増大させたとのことである。

現従業員や元従業員は、Musk氏が動物実験に大きく依存するNeuralinkの開発を加速させるために、かなりのプレッシャーをかけたと主張している。

伝えられるところによると、Musk氏はスタッフに、より迅速に仕事をするよう動機付けるために、頭に爆弾を括りつけられることを想像するように言ったと、Musk氏のコメントを頻繁に耳にした3人の内部関係者は述べている。Musk氏の発言を耳にした元従業員は、Musk氏はかつて、これ以上前進しなければ、Neuralinkに「市場の失敗」をもたらすと脅したと主張している。この発言を、業務停止への脅しととらえる社員もいた。

Neauralinkの動物実験に携わった5人は、Reutersに「社内で心配の声が上がっていた」と語った。彼らは、動物実験を1つずつ行い、結論を出し、他の動物実験に移行するという、より伝統的な実験方法を支持する意見を出したという。

しかし、Neuralinkでは、実験の誤りを訂正したり、判定を出したりすることなく、次々と実験を行っている。その結果、より多くの実験が必要となり、より多くの動物が実験に使われ、殺されることになっているとのことだ。

数年前、元従業員が経営陣にもっと徹底したテストを求めたところ、幹部が「Muskのスピードへの期待からすると、それは不可能だ」と告げたという。Reutersによると、動物実験への忌避感から2人のスタッフが同社を退職したという。

3人の現職または元職員が、Neuralinkのテストに問題があったため、データの品質に関する社内の心配が高まったと主張している。こうした問題は、同社が今後6カ月以内に行う予定だとMusk氏が述べている人体実験の開始を遅らせるかもしれない。

米国食品医薬品局(FDA)は、同社の医療機器および関連する試験の承認申請を審査している。しかし、米国農務省の動物福祉法は、事業者が研究動物をどのように扱うかを規定している。

実際の所、詳しい事情は内部関係者しか分からない事も多く、今回の件がMusk氏個人とNeuralinkという組織を貶めるための根拠のない企てである可能性も否定は出来ない。

現時点では、これらの主張はあくまで主張であるが、連邦政府の調査の結果が、Neuralinkの実践を公平かつ「科学的」に見ることができるようになることを期待したい。

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