Withingsがスマート体重計の新製品「Body Comp」と健康管理サブスクリプションサービス「Health+」を発表

Credit: Withings

Withingsは、スマート体重計の新たなシリーズ、「Body Comp」を発表した。このデバイスは「完全な身体評価スケール」として開発され、通常は臨床の場でしか見ることができない身体の側面を見ることができるという。体重、筋肉量、脂肪量、水分率、骨量、BMI、内臓脂肪率はもちろんのこと、さらに、心拍数や血管の健康状態(脈波伝播速度)、神経の健康状態も分析できるとのことだ。さらに、同社がもうひとつ新たに発表した「Health+」に対応する初めてのWithings製品でもある。

Body Compのようなスマート体重計は、生体電気インピーダンス(BIA=Bioelectrical Impedance Analysis)を使用して体に微弱な電流を流し、筋肉、水分、骨、脂肪の量を測定する。Body Compが優れているのは、血管年齢、内臓脂肪、そして、神経の健康状態を1台で評価できる点だ。内臓脂肪とは、内臓のクッションのような脂肪のこと。内臓脂肪は体内のホルモンに影響を与え、増えすぎると代謝や心臓の健康を損なう可能性がある。血管年齢とは、脈波伝播速度、つまり血管内を圧力波がどれだけ速く移動するかを測定するものだ。その人の動脈がどれだけ硬いか、そしてそれが年齢に見合ったものであるかを示している。血管年齢が実際の年齢よりも高い人は、将来的に心臓血管の問題を起こすリスクが高い可能性がある。

内臓脂肪と血管年齢はWithingsの体重計にとって新しいものではないが、神経の健康は今回初搭載だ。Withingsは、CES 2022でBody Scanスケールを発表したときに、この指標を予告していた。これは、足の汗腺を刺激することで動作する。Withingsによると、活動が低い場合は、小さな神経線維が退化していることを示している可能性があるとのことだ。

だが、こうして大量のデータが得られるようになっても、それをユーザーが活かせるかどうかはまた別の話だ。専門的な知識がある場合は役に立つだろうが、そうでない場合は無用の長物になってしまう。そうならないために今回開発されたのが、「Health+」だ。

Health+はWithingsの新しいサブスクリプション・プラットフォームだ。昨今、多くのハードウェア・ビジネスでは、いかに継続的な収益を確保するかが焦点になっているが、Withingsもこの分野に進出する。Health+に加入することで、「Health Mateアプリの追加機能」がアンロックされ、より良い体を目指す方法についての洞察を提供する。これには、6週間の習慣化モジュールが含まれ、そのすべてがWithingsデバイスによって提供されるデータによって解析・構築され提供される。また、より早く目標を達成するための食事計画やワークアウトの提案も提供される。さらに、このサービスでは毎週レポートを作成し、医師と共有することができるという。

Health+サービスは、Body Compスケールを購入した場合のみ利用できる。体重計の価格は209.95ドルになるが、これには12カ月Health+の利用料も含まれている。Withingsの広報担当者Emmanuel Abreu氏はThe Vergeに対し、Health Plusの契約を更新する場合は年間79.95ドルかかると語っている。Abreu氏はまた、Health Plusは発売当初はBody Scanでも利用でき、将来的には他の対応機器にも展開する予定と述べている。日本での詳しいアナウンスはまだない。

現在、WithingsやBodyと名のつくデバイスは相当数あり、混乱を呼びそうだが、今回のBody Compは既存のフラグシップを置き換える物になる。

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この記事を書いた人

TEXAL管理人。学校の授業でMS-DOSを使っていたくらいの年代。Windows95の登場で衝撃を受け、テクノロジー業界に興味を持つ。以来ガジェット・ゲーム情報を追い続けてうん十年。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題も大好き。

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