Twitterが、9月下旬に一部のTwitter Blue加入者に提供される予定のツイート編集機能のテストを行っていることが明らかになった。
ツイートの編集機能は、Twitterで恐らく最も多く要望されていた機能だろう。現在のTwitterの仕様では、ツイートが送信された場合、修正する手段はなく、間違えたという場合は削除して再送信することで、発言内容を変更することしかできない。
新しいツイート編集機能では、ユーザーは30分以内に「数回」ツイートを編集することができるようになる。編集されたツイートには、編集されたことが明記され、ユーザーが押して編集履歴を見ることができるボタンが表示される。
Twitterは、時間制限とバージョン履歴は会話の整合性を保護する上で重要な役割を果たすとしている。何が発言されたかを公にアクセス可能な記録として持つことで、悪質な行為者を抑制することができる。
この機能は、AppleがiOS 16でiMessageに同様の編集機能を導入していることから、聞き覚えのある方もいるだろう。iMessageでは、ユーザーは30分以内に5回までメッセージの編集を行うことができ、その履歴はすべての受信者が見ることができるようになっている。
テストは今後9月後半には、Twitter Blueの加入者にもテストが拡大される予定とのことだ。テストは、当初は不特定多数の1つの国にローカライズされ、拡大していく予定だ。
Twitter Blueは、Twitterの有料会員サービスで、広告なしの記事、スレッドリーダーモード、タイプミスの送信を防ぐバッファとして機能する送信ツイートタイマーなどのプレミアム機能が利用できるようになる。月額4.99ドルとなっている。日本では告知はあるが、まだこの機能はリリースされていない。
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