Metaの新たなSNS「Threads」は、初期の爆発的な人気の後、急激なエンゲージメントの減少が報告されているが、近日中に最も要望の多かったWeb版と高度な検索機能をリリースし、ユーザーをつなぎ止めたい考えだ。
Meta CEOのMark Zuckerberg氏はThreadsで、ユーザーは今後数週間以内にWeb版を通じてデスクトップでこのプラットフォームにアクセスできるようになると発表した。これにより、人々はモバイルアプリに限定されることなく、Webページ上でThreadsの投稿を閲覧し、交流することができるようになる。
Post by @zuckView on Threads
現在、Threadsはデスクトップでもアクセスできるが、機能は限られている。ユーザーが返信、再投稿、「いいね!」、送信などで投稿とやりとりしようとしても、モバイルアプリを開くためのQRコードが表示されるだけで、使い勝手が良いとは正直言えない状態だ。また、アプリ内の検索機能も限られており、特定の投稿ではなく、他のアカウントを検索することしかできない。
今後追加されるWeb版や高度な検索などの新機能は、Threadsが登録者数の急増後、急転直下で減少したエンゲージメントを高めるこを目的としている。ThreadsはX(Twitter)の相次ぐ変更とそれに伴う変更の直後にデビューし、急速に1億人以上のユーザーを獲得した。しかし、それ以降は活動が落ち込んでいる。アプリは素早いスタートを切ったが、期待された基本的なソーシャルメディア機能が欠けていたのだ。
Web版と検索機能は、アーリーアダプターを呼び戻し、アクティブなデイリーユーザーになる可能性がある。時系列フィードやアプリ内翻訳のような他の最近のローンチは、Threadsの機能を本格的なソーシャルネットワークに近づけた。
幹部は現在、Threadsのユーザー保持率を高めることに注力している。MetaのChris Cox最高製品責任者(CPO)は、Instagramに重要なThreadsを表示するなど、ユーザーの再訪を促す「リテンション促進フック」を検討していると述べている。
Source
- Threads: Mark Zuckerberg氏の投稿
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