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Sonyは、シネマカメラFX6の技術とロボットの技術を高次元で融合させたまったく新しいミラーレスカメラを発表した。「FR7」と呼ばれるこのカメラは、同社によると、パン・チルト・ズーム(PTZ)ロボット技術を搭載した「世界初」のフルフレームレンズ交換式カメラとのことだ。

ここら辺の映像関係でかなり面白い製品は、最近はDJIが多く出していた印象で、Sonyは比較的堅実に攻めている印象だったが、久しぶりに面白い製品を出してきたなと感じさせられる。

レンズなしで132万円、FE PZ 28-135mm F4Gが付属するレンズキットは161万7,000円という価格となり、主にリアリティショー、コンサート、ドラマ、ミュージックビデオなど、プロフェッショナルな制作を想定している。例えば、ドーリートラックやクレーン、三脚に取り付けて、邪魔にならないように被写体をリモートで追いかけることが可能だとのことだ。また、車両に固定し、パン・チルト・ズーム機能を使って、より面白いアングルやショットを撮影することも可能だろう。

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© Sony

フルサイズの大型センサーにより、一般的なロボット型テレビカメラよりも映画的な映像の撮影が可能なのも魅力だ。もちろん、Eマウントなので、ミラーレスのαシリーズで使っていたレンズがあればそれを流用することも可能となっている。

FR7は、FX6の背面を切り取ったような外観で、マウントと小さなボディを残して、コンパクトなモーター駆動のシステムに固定されている。プラスマイナス170度(パン)、マイナス30~195度(チルト)の範囲で動きながら、毎秒0.02~60度の高速でスムーズにパンとチルトを行うことができるように設計されている。カメラプレゼントは100個まで保存でき、ウェブアプリやオプションのリモートコントローラー「RM-IP500」を使ってコントロールできる。

ただ、センサーが1030万画素に抑えられているというのは少し奇妙だ。映像は4Kまでの解像度に制限されるため、一部のハイエンド作品には適さないかもしれない。しかし、最大120fpsの4K録画、または240fpsの1080p録画が可能だ。その上、ネイティブISOレンジは最大409,600、ダイナミックレンジは15ストップ以上あり、低照度下での撮影に適しています。また、S-Log3ガンマ、ワイドS-Gamut3、S-Gamut3.Cineカラースペースを搭載し、HDRやカラーグレーディング機能を強化している。

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© Sony

ファストハイブリッドAF、リアルタイムアイAF、リアルタイムトラッキングなど、FX6と同じオートフォーカス機能を搭載し、ウェブアプリからタッチフォーカスを利用できる。Sonyは、高速で正確な視線検出AFの搭載によって、リアリティショーやライブストリーミングのように、物理的なオペレーターがいないもので活躍するだろうとしている。また、電子式可変NDフィルター、デュアルSD/CFexpress Type Aスロット、リモートコントロール用のイーサネットポート(および電源)、SDI/HDMIビデオ出力が内蔵されている。

発売は2022年11月11日。また、今週末にアムステルダムで開催されるIBC 2022で披露される予定だ。

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