Sony(ソニー)は22日、中国製ゲームの発掘・育成プログラムを拡大する予定であると発表した。
Reutersによると、SonyはMicrosoftなどの競合他社に打ち勝つため、中国でのゲーム開発インキュベーションプログラムを拡大するとのことだ。Sonyの中国ゲーム制作ディレクターBao Bo氏は、このプログラムは各ゲームに100万元(約14万80ドル)以上を投資し、あらゆる規模の開発チームに資金を提供すると指摘している。
このプログラムは、「China Hero Project」と名付けられているが、その一環として、『Final Fantasy XV』にインスパイアされたアクションRPG『Lost Soul Aside』と、マルチプレイヤーTPS『Convallaria』を、PS4、PS5にてパブリッシングする予定とのことだ。
Microsoftは、人気ゲーム『原神』を取り逃した過去を後悔しており、中国ゲーム業界に多額の投資を行い、Xboxへの誘致を行っていると伝えられている。今後、Sony、Microsoft両社の中国ゲーム争奪戦は激しさを増すことだろう。
「中国から発信されるクリエイティビティを、世界中のゲーマーにもっと理解してもらいたい。私は常に、コンソールゲームが中国の人々の日常的な娯楽の一部となることを夢見ています」とSIE上海の江口社長は述べている。
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