米ソフトウェア大手:マイクロソフト(Microsoft)は最近、同社提供のゲームサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」がコンソールだけでどれだけの収益を上げたかを明らかにした。これによると、2021年全体で20億米ドル以上の収益を上げていることが明らかになった。
このデータは、先日、マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザード(Activision Blizzard)の買収を承認したブラジル経済保護庁(CADE)によって公開されたデータに基づいている。
TweakTownによると、Xbox Game Passは2021年にコンソールから29億ドルを生み出している。Microsoftが提供したデータによると、2021年を通して、Xboxのゲームは合計162億8000万ドルを売り上げた。つまり、Game Passはマイクロソフトの年間Xbox収益のおよそ18%、この期間のゲームおよびサービス収益の30%を占める事になる。
そして注目すべきは、これがコンソール部門だけの収益であることだ。TweaktownのDerek Strickland氏は、2021年8月から2022年3月の間に、Xbox Game Passの加入者が1,500万人から1,800万人になったと推測している。そのため、コンソールとPCの両方で1,500万~1,800万人という加入者数が推測される。もちろん、これは公式のデータではないので、純粋に推測に過ぎない。
それでも、Xbox Game Passがゲーム業界に大きなインパクトを与えたことは否定できない。ゲーム業界の統合が進むこの時代に、ゲームパスというサービスによる独占の可能性を懸念する巨大な政府機関が存在するほどだ。
もちろん、このサービスはユーザーにとってもメリットが多いものだ。実際に多くの人々が新しいゲームを発見するのに役立っている。いくつかの開発者は、このサービスと連携することの利点に気づき、そのおかげで思わぬ人気の波が押し寄せているようだ。
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