Metaが、InstagramやFacebookに青いバッジを表示するサービス「Meta Verified」を月額12ドルで提供へ

masapoco
投稿日 2023年2月20日 5:44
meta facebook logo

Metaは、Twitterが有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」において、有料の認証バッジを追加したのと同様に、有料の検証用サブスクリプションである「Meta Verified」を開始し、他のユーザーがFacebookとInstagramでそのサブスクリプション加入者に青いバッジを提供し、身元を確認することができるようになったことを発表した。


MetaのCEOであるMark Zuckerberg氏は、Facebookへの投稿で、新サービス「Meta Verified」を導入する新製品発表を行った。広告以外の収益化に奔走するTwitterの動きをなぞるような形だが、今のところMeta Verifiedには、ユーザーが本人であることを確認する以上の他のメリットはほとんどなさそうだ。

Zuckerberg氏によれば、「政府発行のIDでアカウントを確認し、青いバッジをもらい、自分を名乗るアカウントからのなりすまし防止を強化し、カスタマーサポートに直接アクセスできるようにする定額サービス」であるという。

この機能は、FacebookやInstagramを含むMetaのサービス全体で「信頼性と安全性を高める」ためのものだと、CEOは付け加えている。

さらに、このサービスに登録したユーザーは、ストーリーやリール用の限定ステッカーを入手できるほか、毎月100個のスター(Facebook上でクリエイターへのチップとして使用できるデジタル通貨)を無料で受け取ることが出来る様だ。

Meta Verifiedは、オーストラリアとニュージーランドを皮切りに、「近日中に」他の国でも提供される予定だ。iOSから購入する場合は、手数料を上乗せし、月額14.99ドル、Webからの直接加入では、11.99ドルとなる。

Twitter Blueよりも高額なこのサービスには、前述したように、しかしそれに見合った機能はなさそうだ。ちなみに、Twitter Blueも、ユーザーに青いチェックマークが表示されるが、あちらはそれだけではなく、ブックマークフォルダ、ツイート後に30分間の再編集が可能な機能、NFTプロフィール写真、カスタムナビゲーションとアプリアイコン、会話での優先順位付け、より長いビデオのアップロードなどの機能も提供する。

Twitterはまた、加入者に4,000文字までのツイートを提供し、SMS二要素認証を有料ユーザーに限定し、広告の量を半分に減らすことを目指している。

Twitterのパッケージは、月額8ドル、年額84ドルで、Meta Verifiedの価格を大きく下回っている。Metaが今後、これを変更したり、新たな機能を加えるかはまだ不明だ。


Source



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • chatgpt new bing 9
    次の記事

    Microsoft、Bingチャットの意図しない反応を防ぐ為、会話の数を制限へ

    2023年2月20日 6:35
  • 前の記事

    Snapdragon 8 Gen 3 の発売は今年の10 月になるとの噂

    2023年2月20日 5:24
    qualcomm snapdragon edd8

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • eu flags

    Apple、Google、Metaが欧州デジタル市場法違反により調査を受け、高額な罰金の可能性

  • data center

    Meta、24,000個のNVIDIA H100 GPUを用いた“AI特化”データセンターの詳細を公開

  • Samsung HQ Image

    MetaはTSMCへの依存度を減らすためにSamsungへの製造依頼も選択肢に入れている

  • パッケージイメージ

    Zuckerberg氏がVision Proをレビュー「やはりQuestが最高の製品だ」」

  • meta quest 3 lego

    Zuckerberg氏がVision Proをレビュー「やはりQuestが最高の製品だ」」

今読まれている記事