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Metaはその社名の由来であるメタバースの実現のために、AIとXRに大きな投資をしている。そのため、同社は先進的なチップを必要としているが、こうした最先端のチップを製造できる企業は世界でも一握りしかない。現在Metaが関係を築いているTSMCは主要メーカーのひとつであり、その実績もあいまって、ハイテク企業がこぞってTSMCに依頼する理由ともなっているが、ライバルであるSamsungと手を結ぶ企業も出てきており、その最新の事例がMetaのようだ。

企業はサプライチェーンの多様化と調達コストの削減のためにデュアルソースを好むため、Samsungは、すべてのチップを1社に依存することを減らしたい企業にとって貴重な第2の選択肢となる。そして、MetaはSamsungにまさにそれを期待しているわけだ。

MetaのMark Zuckerberg CEOがこのほど、10年以上ぶりに韓国を訪問した。彼は韓国の尹錫悦大統領と会談し、相互の関心事について幅広く話し合った。Zuckerberg氏は、Samsungが主要なファウンドリ企業であることを強調し、これが両社の協力の重要なポイントであると述べた。

Zuckerberg氏は、同社がチップのTSMCへの依存度を高めていることについて語り、それを「不安定な」状況だと表現したと伝えられている。大統領府の高官は地元記者団に対し、Zuckerberg氏の発言は、Metaが現在の地政学的情勢の中でリスク分散を図り、SamsungにAIとXRチップの一部も生産してもらいたいと考えていることを示唆していると述べた。

同国の大統領は、Samsungのチップ製造への投資、特にソウル近郊にある世界最大の半導体クラスターの建設に対する政府の支援を強調した。これは、同国の政権が半導体産業を支持しており、TSMCへの依存度を下げようとする企業は、Samsungだけでなく韓国政府も喜んでパートナーになるというシグナルをMetaに送っている。

Zuckerberg氏は訪韓中、Samsung Electronicsの李在鎔会長とも会談した。提携などの公式な成果は発表されていないが、報道によれば、両者の話し合いにはAIチップの生産も含まれていたようだ。


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