Lenovoは、スペイン・バルセロナにて2月26日から開催されたMWC(Mobile World Congress)において、新たな概念実証モデル「Lenovo ThinkBook Transparent Display Laptop Concept」を披露した。
このコンセプトモデルは、17.3インチのMicro-LED透明ディスプレイを搭載しており、同社はこれによって、“インタラクションやクリエイション体験に革命をもたらす”と述べる通り、画面の向こう側が透けて見えるデザインは、圧倒的に未来的な印象を与えるものだ。
Lenovoは、ラップトップで拡張現実(AR)を利用する方法として、透明ディスプレイを推している。
透明ディスプレイは輝度が最大1,000ニトをサポートし、屋外でも優れた視認性を実現するという。
ただし、透明ディスプレイという事で、背面からディスプレイの作業内容が丸見えになる点はプライバシーにとって大きな問題になるだろう。
これは現在、実際に購入できるものではなく、単なるコンセプトでしかない。ただし、マイクロLEDスクリーンは非常に高価であるため、この技術を搭載した将来のラップトップは非常に高価な物になるかも知れない。
PCではないが、透明マイクロLEDディスプレイを用いたサイネージも登場しており、この技術の今後が楽しみではある。
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