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日本のispaceが民間企業として世界で初めて月面に着陸機を打ち上げる

東京に本社を置くispaceは、今年12月、民間企業として世界で初めて月着陸船を月面に着陸させる予定だ。

プレスリリースによると、以下の通り日本時間12月11日(日)16時38分に打ち上げられるとのことだ。

株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)は、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1の打ち上げ予定日時を、打ち上げを実施するSpaceX社と協議した結果、以下の通り更新することといたしましたのでお知らせいたします。

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ミッション1の打ち上げはロケットの追加点検作業が発生したことにより延期しておりました。ランダー(月着陸船)はロケットのフェアリング(ロケット最先端部のペイロードを搭載する部分)に搭載された状態で充電作業を継続して行っております。ランダー自体に不具合はなく、また、打ち上げ後の運用予定にも変更はありません。現時点で月着陸予定は2023年4月末頃を予定しています。

当初は11月30日に打ち上げられる予定だったが、打ち上げ日は延期となった。

月着陸船による月面着陸は、日本初の試みではない。OMOTENASHIは11月16日に国の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げ、日本初の月着陸を目指す宇宙船となる予定であった。

しかし、通信の問題でミッションを断念せざるを得なかった。今回のミッションが成功すれば、民間企業による初の月面着陸と、日本初の月面着陸の2つを達成することになる。

今回のミッションは、これまでのミッションとは異なり、月への最短距離の道筋を通らないのが特徴だ。着陸船はまず月の軌道(地球から約150万km)を越えて移動し、地球、月、太陽の重力を利用して進路を変更する。

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ispaceによるミッション1マイルストーン詳細 (Credit: ispace)

月に着陸するのは、2023年4月末だ。もちろんこの日付は、ミッションの離陸によって変更される可能性がある。なぜここまで時間がかかるのか?そして奇妙な経路を取るのか?その理由は、燃料を節約するためだ。

宇宙ミッションでは、燃料が非常に重要であり、わずかな節約でもミッションの成功に大きく貢献する。この場合、ispaceは地球、月、太陽の重力を利用して、最小限の燃料で機体の飛行方向を修正し、結果として燃料の総量を従来の経路の半分以下に抑えることに挑戦するのだ。

他の宇宙ミッションと同様に、このミッションも月へペイロードを運ぶことを目的としている。JAXAの小型ロボットやアラブ首長国連邦の宇宙機関ドバイの探査機などが搭載される予定だ。

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