DJIは本日、プロの映画制作者向けの最新のハイエンドドローン「Inspire 3」を発表した。Inspire 3は、「携帯性に優れたフォームファクター」のフルフレーム8Kシネマドローンで、この夏、1,769,900円で登場する。
DJI Inspire 3は、幅広いダイナミックカラーと様々なレンズに対応するZenmuse X9-8K Air Gimbal Cameraを搭載している。このカメラシステムは、デュアルネイティブISOでクリアな低照度映像を実現しながら、14ストップ以上のダイナミックレンジをカバーし、朝日や夕日のハイライトとシャドーを捉えるのに役立つ。また、チルトブーストと360度パン構造も備えている。そのFPVカメラ、ビジュアルセンサー、ポジショニングアンテナ、ストレージスロットは、機体にシームレスに統合され、ミニマルな外観とモダンな産業美学を実現している。CinemaDNGやApple ProRes RAWなど、さまざまなフォーマットで映像を撮影することも可能だ。
ドローンはRTK搭載のWaypoint Proと全方位センシングに対応し、正確な飛行経路と安全性の向上を実現しています。ドローンには9つのセンサーが搭載されており、障害物の検知と回避をサポートし、この高価なドローンを守ってくれる。さらに、水平、上方、下方の障害物感知を独立して切り替えられ、自動機能がニーズに合わない場合は、その障害物警告範囲を手動で設定することができる。(アクティブアボイダンスがオフの場合でも、ディスプレイに障害物の侵入を表示し、設定範囲内であれば警告音を発します)また、ホットスワップ可能なTB51インテリジェントデュアルバッテリーを搭載し、最大28分の飛行時間、最大58.4mphの速度で飛行することが可能だ。
DJIのO3 Pro伝送・制御システムを採用し、1台のコントローラーで最大約15km、デュアルコントロールモード(1人がドローンを操縦し、2人目の操縦者がジンバルを制御する)で最大約12kmの飛行距離を実現する。超広角161度の視野と暗視機能を備えた一人称視点(FPV)カメラも搭載している。パイロットのフィードは、1080p / 60fpsモードで90msのレイテンシーがある。さらに、4K/30fpsの映像もサポートするが、このモードではドローンの航続距離は推定5kmとなる。
DJI Inspire 3は、6月末までに発売される予定だ。また、以下のアクセサリーも別売りで用意される。
● DJI DL 18 mm F2.8 ASPHレンズ(新)160,380円
● DJI DL 24/35 mm F2.8 LS ASPHレンズ171,512円
● DJI DL 50mm F2.8 LS ASPHレンズ158,268円
● DJI RC Plus送信機 176,000円
● DJI TB51 インテリジェントバッテリー 51,150円
● DJI PROSSD 1TB 90,200円
● CinemaDNG/Apple ProRes RAWライセンスキー 142,890円(store.dji.comでのみ購入可能)など
Source
- PR Times: DJI、新型DJI Inspire 3を発表 映画制作者に未知なる撮影体験を
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