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Apple、第2世代の5nmプロセスを採用した「M2 Pro」及び「M2 Max」を発表

Appleは本日、新しいSoC「M2 Pro」及び「M2 Max」を採用した新しいMacBook Pro、そして新しいMac miniを発表した。M2 ProとM2 Maxは、昨年MacBook Airに搭載されて発売されたM2をより強力にしたものだ。

Apple M2 Pro

Apple M2 chips M2 Pro 230117
M2 Pro (Credit: Apple)

Appleのプレスリリースによると、M2 ProはM2を「スケールアップ」し、10または12のCPUコアと最大19のGPUコアを搭載したものとなる。12コア構成では、8つの高性能コアと4つの高効率コアを備える。ちなみに、MacBook Airに搭載されているM2は、8コアのCPUと8コアまたは10コアのGPUを搭載している。また、M2 Proは最大32GBのユニファイドメモリと組み合わせることが可能だ。

apple m2 pro
(Credit: Apple)

Appleは、12コアのM2 Proは、マルチスレッドアプリケーションにおいて、10コア版のM1 Proよりも最大20パーセント高速であるとしている。新しい19コアのGPU(M1 ProのGPUより3つ多い)では、パフォーマンスが最大20パーセント速くなる。

実際の例として、Appleによれば、M2 Proを搭載した16インチMacBookは、Xcodeでのコンパイル時にM1 Proに比べて25パーセント高速になるとしている。また、Intel Core i9プロセッサを搭載した従来の16インチMacBook Proと比べても2.5倍高速になったとされています。さらに、Photoshopでの画像処理は、M1 Proと比較して40%、Core i9と比較して80%高速になったと述べている。ただし、いつもの事ながら具体的な数値は示されていない。

Apple M2 chips code compiling in Xcode 230117
Xcodeでのコンパイル時間比較 (Credit: Apple)
Apple M2 chips image processing in Photoshop 230117
Photoshopの画像処理速度比較 (Credit: Apple)

Apple M2 Max

Apple M2 chips M2 Max 230117
M2 Max (Credit: Apple)

M2 MaxはフラッグシップSoCで、CPUはM2 Proと同じ12コアだが、GPUコアの最大数を38個に倍増している。さらに、ユニファイドメモリの帯域幅をM2 Proの200GB/sから400GB/sに倍増させることで性能を向上させている。その結果、グラフィックス性能は前世代のM1 Maxと比較して最大30%高速化されているとのことだ。また、M2 Proが最大32GBのメモリを搭載できるのに対し、M2 Maxは3倍の96GBを搭載できるようになっている。

apple m2
(Credit: Apple)

M2 ProとM2 Maxは、噂されていたようなTSMCの最新ノードである3nmプロセスではなく、A15 Bionicと同じ、TSMCの5nmプロセス(恐らくN5Pノード)で製造されている。それぞれ400億トランジスタと670億トランジスタを搭載している。また、この2つのチップは、1秒間に約16兆回の演算を実行できる16コアのNeural Engineを搭載している。この新たなNeural Engineは、前世代と比較して40パーセントの向上とのことだ。このほか、セキュリティ・プラットフォーム「Secure Enclave」の強化版や、Media Engineの強化などが行われている。

M2 Proは、Mac mini、14インチMacBook Pro、16インチMacBook Proのリフレッシュバージョンで利用可能だ。M2 Maxは、新しいMacBook Proにのみ搭載される。M2 ProおよびM2 Maxを搭載したすべてのMacは、2月3日(金)発売となる。

M2 ProM2 Max
製造プロセス5nm5nm
トランジスタ数400億個670億個
CPUコア10/12コア12コア
GPUコア16/19コア19/38コア
LPDDR5メモリ最大容量32GB96GB
メモリバンド幅200GB/s400GB/s
Neural Engine16コア16コア

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