数日前から海外サイトで話題になり、本サイトでも取り上げたところTwitterでもトレンドに入るほど話題になっている「PS5縦置き」問題だが、縦置きにすると故障する可能性があると言う部分だけがクローズアップされ、「縦置きすると故障する」と言った誤解を招いているようなので、改めてこの問題を整理してお伝えしようと思い、本記事を投稿する。
今回の問題として、PS5のAPU(マシンの頭脳となるチップ)を冷却するための液体金属が漏れてしまい、APUが冷却できずにオーバーヒートしてしまうことや、液体金属が流れてしまうことで、他のパーツに付着してしまい、ショートさせてしまって故障する可能性があるという内容だったが、そもそも液体金属は縦置きしているだけでは漏れる物ではないと言うことは頭に入れておいて頂きたい。
今回の問題は、何らかの原因により、液体金属を密閉しておくはずのシールがズレてしまうことがむしろ問題であり、ここが正常であればPS5は縦置きにして利用しても全く問題がないのだ。
このシールに何らかの問題が生じてズレてしまっても、横置きで利用すれば液体金属は漏れることもなく、正常に利用できると言う話だ。シールがズレてしまうと、縦置きにした場合、重力により液体が垂れてきてしまい、故障に繋がるという事が、今回の“縦置きにすると壊れる”と言う誤解に繋がったのかも知れない。
正しくは、「縦置きにすると壊れる」のではなく、「縦置きにすると、本体シールに不具合があった場合、壊れる恐れがある」である。
本サイトでも、誤解を招くようなタイトルになっていた可能性がないとも言い切れないため、改めてこの記事により少しでも正しい情報が伝わることを願いたい。
また、Sonyからも公式なアナウンスもないことから、その点もご注意頂いた上で問題を認識して頂ければと思う。
※本騒動について、ソース元などから新たな情報が更新され、新品のPS5などについてはこれまでに縦置きで使用した事による故障は確認されていないことが以下の通り報告されており、本サイトでも新たな情報をお伝えします。
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