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PS5のVRR対応でパフォーマンスにどれくらい変化があるのか実証動画が公開

PS5ユーザーにとっては待望だったであろうVRR(可変リフレッシュレート)対応アップデートが数日前に公開され、ついにPS5ゲームでHDMI可変リフレッシュレートの恩恵を受けることが出来る様になったが、実際にどの程度パフォーマンスに変化があるのか?当サイトでも何度かご紹介しているYouTubeチャンネルのElAnalistaDeBitsによって、実証実験動画が公開された。

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この記事の要点
  • YouTubeチャンネル「EIAnalistaDeBits」によって、PS5のVRR有無によるパフォーマンスの違いを撮影した動画が公開
  • 一部のゲーム、一例として『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』については、最大70fps、『Marvel’s Spider-Man Remastered』に至っては、最大96fpsにもなった

可変リフレッシュレートにより、特定のゲームではFPSが大幅に向上

PS5のVRR対応によって、ゲームのパフォーマンスが実際にどのように変化するのか、EIAnalistaDeBitsによってテストが実施された。結論から言うと、可変リフレッシュレートにより、特定のゲームでフレームレートがロック解除された状態ではFPSが大幅に向上した。

一例として、Insomniacの『Marvel’s Spider-Man Remastered』では、RTパフォーマンスモード(動的な1440P解像度でレンダリング)に設定すると最大96FPSが実現した。また、4K解像度で実行されるフィデリティモード(グラフィック重視モード)では、VRRオフでは30FPSだったFPSが、VRRでは50-59FPSに大幅に向上し、パフォーマンスが著しく向上している。

また、『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』では、パフォーマンスモード(動的2160P)またはRTパフォーマンスモード(動的1440P)では、VRRオンでは最大70 FPSに達している。

一方、PlayStation 5専用の『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』では、PS5 VRRアップデートでパフォーマンスが大幅に改善され、RTパフォーマンスモードでVRRオンの状態では最大110FPSを記録している。フィデリティモードでもは、フレームレートが大幅に向上し、VRRオフの状態では30FPSだったものが、VRRオンでは60FPS近くになり、平均して約50FPSとなっていた。

バイオハザードビレッジ』は、何らかの理由でVRRオンでも毎秒60フレームでロックされているようだが、ElAnalistaDeBitsによると、可変リフレッシュレートを有効にすると、カクつきと入力ラグの両方が減少している。

最後に、『Devil May Cry 5:スペシャルエディション』では、PS5 VRRの優れた効果が体感できた。RTグラフィックモード(動的1440Pでレンダリング)は最大80 FPS(平均は低くなりますが)となっているが、RTパフォーマンスモード(1080Pでレンダリング)は場合によっては最大120FPSに達しており、効果が体感できるだろう。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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