これまで、Xbox Cloud Gamingのタイトルにアクセスする方法は、コンソール、PC、タブレット、スマートフォンに限られていた。だが本日、マイクロソフト(Microsoft)はメタ(Meta)と協力して、このサービスをMeta Quest Storeに導入することを発表した。これにより、Meta Quest 2ヘッドセットと、おそらくMetaの新たなハイエンドヘッドセットQuest ProでもXbox Cloud Gamingが利用できるようになる予定とのことだ。
Xbox Cloud Gamingを利用するには、Game Pass Ultimateの契約が必要だ。Meta Quest 2では、同サービスのコンソールゲームを巨大な仮想2Dスクリーンでプレイできるため、実際にはVR版のゲームをプレイすることにはならない。しかも、Quest 2のコントローラーも必要ない。XboxのコントローラーをQuest 2に接続してプレイすることが可能になるのだ。
この2つのハイテク企業のパートナーシップは、Meta Connect開発者会議の基調講演で発表され、CEOのマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏は、同社の新しい1500ドルのQuest Proヘッドセットやその他の製品のアップデート、新機能、メタバースの野望に関する遠大な計画について詳しく説明した。この計画は、Game Passやクラウドゲーミングにとどまらず、Microsoft Teams、Windows 365、OfficeアプリをQuestプラットフォーム上で統合することも含まれている。
さらに、マイクロソフトとメタは、いくつかのソフトウェアプラットフォームや製品の相互運用性を高めている。例えば、Meta社が開発中のVRで仕事の会議を行うためのエンタープライズ向けプラットフォーム「Horizon Workrooms」の内部からTeamsの会議を立ち上げることができるようになるとのことだ。また、QuestデバイスのTeams内でメタのアバターを使用することも可能になる。
MicrosoftとMetaは、これらの機能がいつ利用できるようになるのか、正確には述べていないが、近いうちに詳細を共有したいとしている。
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