X(旧Twitter)のオーナーElon Musk氏が1か月前から示唆していたように、Xはサイトの「美観の改善」の目的と称し、投稿の中で紹介されているリンク先の内容紹介文を表示することをやめ、見出しの画像とドメインのみを表示するような変更を加えている。
これまでは、例えばニュース記事を共有する目的で、X上でURLを入力した場合、見出し画像と共に記事の内容を紹介する文章が表示されていた。
変更前と変更後は以下の通りだ。
リンクされた記事自体はプレビューでは何も表示されず、画像をクリックまたはタップするとリンク先のコンテンツに直接移動する。プレビューが投稿内で占めるスペースが縮小されたことで、将来的にはより多くのテキストをリンクとともに共有できるようになるかもしれない。
ただし、ユーザーがURLで共有した際に何も発言しないと画像だけ投稿されて意味が分からないようにもなってしまっている。
加えて、この変更は、実際の内容がサイトの制作者が設定した内容と異なる物で共有される危険性も指摘される。既にニュース記事について、全く内容と異なる“偽の見出し”が付けられて紹介される事態も発生している。実際にMusk氏に関する虚偽の報道が数多く投稿されており、この変更の是非が問われそうだ。
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