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自作PCでこだわる人は、CPUやGPUの冷却にどういったグリスを塗布するかでかなり悩むだろう。そして、素材だけではなく、塗り方でも様々な意見があり、まだ決着は見ていない。

ある人は、Arctic Silverを一滴垂らして薄くのばすのが理想的だと主張し、他の人は、液体金属をX字型に塗る必要があると言う。また、サーマルパッドにこだわる人もいる。ただ、確かなことは何も塗らないよりは必ず何かを使うべきと言うことだ。

今回、ドイツのテクノロジーサイトComputerBaseが行った新しいサーマルペーストテストでは、歯磨き粉、ポテトスライス、チーズ、ケチャップなど、いくつかの新しい素材をペーストに追加して、興味深い(だがあまり参考にはならない)結果を提供してくれている。ご想像の通り、どれも既存のグリスなどには遠く及ばないものだが、唯一ケチャップは見事な結果を残している。

このテストは、Computerbase.deフォーラムのメンバーによって行われた。テストには、Radeon R7 240 GPUというエントリーレベルの30W GPUが用いられたが、このテストでは、スロットルを防止するためにファンを追加している。

どのペーストが最も優れているかを調べるために、前述の調味料を含む幅広いサンプルを使用した。各テストは、GPUを酷使するFurmarkを5分間実行するものであった。105℃に達すると、GPUは3段階のサーマルスロットリングを行う。3段階目はクロックを300MHzまで下げるが、それでも最高温度を超えるとシステムがシャットダウンしてしまう仕様だ。

テストした非標準タイプのペーストの中で、ケチャップは目立つ素材だった。GPUを71℃まで上昇させたものの、まったくスロットルしなかった。

GPU KETCHUP
ケチャップが塗布されたGPU (Credit: ComuterBase)

しかし、ジャガイモのスライスはそう上手くはいかず、スロットルステージ3まで行き、105℃を記録した。しかし、PCはシャットダウンしなかったので、理論的には使い続けることが可能だ。

GPU POTATOE
ポテトスライスが塗布されたGPU (Credit: ComuterBase)

チーズは、ジャガイモより若干良い結果だった。こちらも105℃に達してしまったが、スロットリングの第一段階までしか到達していなかった。

GPU CHEESE
チーズが塗布されたGPU (Credit: ComuterBase)

歯磨き粉も、90℃を記録し、スロットリングも起こさず、見事なパフォーマンスを見せてくれた。

奇抜な素材に加え、標準的なペーストやパッドもテストしている。この中で、最高の結果を残したのは、Arctic MX4とCorsairのTM30ペーストだった。それぞれ、GPUを49℃と54℃で抑えている。ただ、彼らは総括するとArctic TP3サーマルパッドが最高温度が61℃であるにもかかわらず、勝者であると宣言している。これは、ペーストよりも使いやすく、何度でも再利用できるからだろう。

GPU POTATOE CHEESE KETCHUP TEST
サーマルベンチマークテスト結果 (Credit: ComputerBase)

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