Western Digitalは、プロのクリエイターのニーズを満たすように特別に設計されたモジュール式の新しいSanDisk SSDエコシステムを発表した。
- Western Digitalは、モジュラータイプのSSDエコシステム「SanDisk Professional PRO-BLADE Modular SSD Ecosystem」を発表した
- SSD MagとTransportを用いることで、SSDの交換の為に撮影中断をする必要が無くなる
大容量SSDを撮影中に簡単に入れ替えることが可能なモジュラー形式
今回発表されたのは、「SanDisk Professional PRO-BLADE Modular SSD Ecosystem」と呼ばれるものだ。
新しいラインナップには、1TB、2TB、および4TB構成で利用可能な「PRO-BLADE SSD Mag」が含まれる。各Magは、3メートルからの落下に対する耐性と4,000ポンド(およそ1.8トン)の圧力に耐える堅牢性を備えている。
これらのSSD Magは、「PRO-BLADE Transport」に挿入して使用される。PRO-BLADE Transportは、USB-Cを介して最大2,000 MB/sの読み取りおよび書き込み速度を可能にするモジュラーシステムだ。また、ユーザーは複数のMagを簡単に交換できるため、余分な容量をかけずにテラバイト相当のストレージを運ぶことができる。
Pro-Blade TransportをUSB-C互換カメラに接続すると、ユーザーは特定のSSD Magに直接録画する事ができる。Magの容量を使い切ったら、Magだけを抜き取って別のMagと簡単に交換して、中断することなく記録を続けることができるのだ。
Pro-Blade SSDをデスクトップでも使用することを想定している場合に備えて、Western Digitalは、一度に最大4つのSSD Magを収納できる、より大きなエンクロージャー「PRO-BLADE Station」も発表している。Thunderbolt 4のサポートと40Gbpsの転送速度を誇り、最大4つの大容量マグを同時に読み込むことが可能だ。
Western Digitalによると、このセットアップはリアルタイムの4K、8K、12K編集、およびスーパーキャストコピーをサポートしているという。
PRO-BLADE SSD Magは、1TBで179.99ドルとなっている。PRO-BLADE Transportの小売価格は69.99ドルだが、Magとのセット販売も行っているようだ。
MagとTransportの両方が6月に出荷を開始する予定とのこと。なお、日本での出荷は未定だ。PRO-BLADE Stationは2022年後半に発売されるとのことだ。
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