VMware Fusion 13で、ArmベースのMacにOpenGL 4.3 APIをサポートしたWindows 11をインストールすることが可能に

masapoco
投稿日
2022年11月21日 13:37
winrar emulate

Parallelsは、Appleシリコン搭載のMacに、Parallels Desktop 18 for MacでArmアーキテクチャ環境用のWindows 11(Windows 11 on ARM)をインストールできるようになると発表したのに続き、VMwareは、同じ要件を満たすFusion 13の新バージョンと、その動作について発表している。VMwareは、同じ要件を満たすFusion 13の新バージョンも発表し、さらにOpenGL 4.3 APIの使用もサポートしているので、新しいMacモデルでも高いディスプレイ性能を扱えるようになっている。

OpenGL 4.3 APIをサポートすることで、仮想環境上で動作するWindows 11は、DirectX 11に準拠したアプリケーションやゲームを確実に動作させることができるようになる。ただし、ハードウェア設計上の制約から、Fusion 13を介して新しいMacモデルにインストールされたWindows 11は、依然として外部グラフィックスカードでは動作しない。

この場合、Windows 11は、Win32および64ビットアーキテクチャのアプリケーションに対応することになる。

VMware Fusion Pro/Player v13は本日よりVMwareの公式ストアからダウンロード/アップグレード可能で、システム要件はmacOS 12 Monterey以降のIntel/AppleシリコンMacとなっており、価格はPlayerが149ドル(アップグレードは79ドル)となっているが、バージョン12で導入された個人利用の無償ライセンスは継続されており、機能は限定されるもののVMware Fusion Player v13でもアカウント登録だけで無償ライセンスを発行してもらえる。

Proバージョンは、企業ユーザーを対象とし、199ドルおよび99ドルのアップグレードとして提供され、Player版と比較して暗号化仮想マシンの作成と管理機能、仮想ネットワークのカスタマイズがサポートされる予定である。Player版では、暗号化された仮想マシンの作成・管理機能、仮想ネットワークのカスタマイズのサポート、vSphere/ESXiサーバーアプリケーションへの接続機能などが追加されている。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • bluetooth higher band
    次の記事

    Bluetooth Technology Alliance、免許不要な6GHz帯でBluetooth Low Energy接続アプリケーションを拡大

    2022年11月21日 14:19
  • 前の記事

    うるう秒が廃止される:2035年から時計の微調整が一時停止される理由を専門家が解説

    2022年11月21日 12:26

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • 1536d27f595456fe27f2deb7c629e1c3

    TEXALサイト移転のお知らせ

  • new ps5 design

    PS5 Pro向けの優れたグラフィック要件を満たすタイトルには「PS5 Pro Enhanced」ラベルが付けられる可能性がある

  • Intel glass substrate 5

    Appleがガラスコア基板の採用に向けて協議を進めている

  • 91e8dabaf1443f77337f70a1a1d01707

    中国ハイテク大手Huawei、2023年の利益は2倍超に

  • Image SN 2023ixf Zimmerman

    超新星による爆発をほぼリアルタイムで観察することに成功した

今読まれている記事