Elon Musk(イーロン・マスク)氏によってTwitter(ツイッター)の買収が行われ、その後の事業改革に伴い、社員の半数が解雇された事が報じられており、一部ではまるで“この世の終わり”のように騒がれ、広告の出稿が激減した事や、TwitterからMastodonへの流出が起こっているとの指摘もあるが、実際の所はどうなのだろうか。
ユーザーサイド、特に日本のユーザーからすると意外と良い影響が起こっているかも知れないという指摘が一部では起こっている。
実際、筆者もフォローもしていないのにオススメと言うことであまり興味のない記事(特に最初の段階で気になるジャンルと言うことで科学・テクノロジー系しか選択していないにもかかわらず)、子育ての愚痴系ツイートや、明らかに政治的に偏った立場のトレンドや記事の紹介などが行われ辟易していたが、確かにここ数日パッタリと見なくなったことは感じていた。
これは憶測でしかないが、そもそものトレンドやオススメなどは本来中立であるべき筈のプラットフォーマーであるTwitterの社員が恣意的な操作を行い、特定の立場の意見を強調させるように取り計らっていた可能性が指摘されている。解雇の影響からか、5日から6日にかけては「ニュース」欄の更新が一時的にストップしていた。
これらは、「#トレンド操作」と言った形でそれ自体がトレンド入りしており、 Musk氏による“粛正”以降は激減した事が指摘されており、この変化については好意的な意見が多いようだ。
また、これまでTLが意図的に操作されており、政治的な偏向ツイートが数多く表示されることが多かったTLの仕様が正常化した事を喜び、「#ツイッターTL復活祭」として、特に物作り系のツイートが数多く投稿していることも1つの変化として面白い。
実際にTwitterから仕様の変更について発表もなく(あるわけもないが)これらは全て憶測でしかないが、時期や変化を鑑みるに、Twitterの日本法人社員による何らかの操作が行われていた事は確かなのだろう。
半数が解雇された訳だが、今のところTwitter自体の利用には大きな影響はなさそうだ。ただ、今後Musk氏は今後Twitterの運営において、インフラ費用10億ドルの削減を表明しており、今後ユーザーにとってどのような影響を及ぼすのかは興味深いところだ。
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