Twitterは、取得されたけれども使われていないユーザー名、ハンドルネームを、本当に使いたい人が使えるように、15億ものの非アクティブなアカウントを削除することを計画していることを、CEOのElon Musk氏とがツイートで伝えている。削除されるアカウントは、何年も活動しておらず、関連するツイートもないものとのことだ。Musk氏は、この動きによってプラットフォーム上の「名前空間」が解放されると述べている。
この動き自体は、以前からMusk氏自身がTwitterから非アクティブなアカウントを削除することを公言しており、予想されていたことだ。同氏は11月には15年間非アクティブだったアカウントを削除すると発表していた。アカウントが削除のフラグを立てられるまでに、どれくらいの期間非アクティブでなければならないかは、現在のところ不明だ。また、Musk氏は、1年以上休眠しているアカウントも対象になる可能性があることを示唆していた。
また、Musk氏は別のツイートで、Twitterが “シャドウバン”と呼ばれる手法で自分のツイートが抑制されている事をユーザーに通知するプロセスを開発中であるとも述べている。ユーザーは、自分のツイートが抑制されたことを通知された場合、禁止を訴えることができるようになる予定だ。また、Twitterがユーザーのアカウントがどのような状態におかれているのかも表示するようなソフトウェアのアップデートに取り組んでいることにも触れている。
シャドウバンの話題の一方で、Elon Musk氏は、Twitterの前CEOやその他のメンバーに対して新たな主張を展開した「Twitter Files」の第2弾を公開した。
「Twitter Files 2」は、Twitterが秘密グループのもと、当時のCEOであるJack Dorsey氏に知らせずに、著名なユーザーをシャドーウンするなどの物議を醸す決定をしていたことを明らかにした。The Free Pressの創設者兼編集者のBari Weiss氏によると、この秘密グループには、法務・ポリシー・トラスト責任者(Vijaya Gadde)、トラスト&セーフティ グローバル責任者(Yoel Roth)、その後のCEOのJack Dorsey氏とParag Agrawal氏が含まれていた。Twitterはこれまで、このような行為への関与を否定していた。
Reutersの報道によると、Twitterはまた、早ければ来週にも広告主向けの新しいコントロールを展開する予定です。これにより、特定のキーワードを含むツイートの上下に広告が表示されないようにすることができるようになるとのことだ。
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