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Asusは、同社のエクストリームオーバークロッカーチームが、Intel Core i9-13900Kを9GHz以上にオーバークロックさせることに成功し、CPU周波数の世界記録を正式に更新したと発表した。同社は、Asus ROG Maximus Z790 Apexマザーボードを搭載したオープンベンチシステムで記録されたこの成果をTwitterで発表した。

Asusは、Asus ROG Maximus Z790 Apexマザーボードを搭載したオープンベンチシステムで記録されたこの成果をTwitterで発表している。

CPUは、最高クロック9008.82 MHzを達成し、Pifastを6.85秒、SuperPi 32Mを3分3秒と778ミリ秒動作させることができるほど安定した動作を見せた。この成果はすでにHWBOTで共有されており、競技ルール通りの世界新記録となっている。

Asusのチームは、Core i9-13900KのEコアをすべて無効にし、さらにハイパースレッディング機能を無効にして、CPUを8つのPコアと8スレッドだけに制限した。冷却には液体窒素(LN2)と液体ヘリウムという珍しい組み合わせを使用した。Asusのオーバークロッカーの1人であるSkatterBencherによると、Core i9-13900Kは、彼が液体ヘリウム下で見た中で最も「お行儀の良い」CPUの1つとのことだ。チップは極低温環境でも非常によくスケールし、-250℃という非常に安定した温度を、それほど変動させずに稼働させている。

これまでにも何度も9GHz の壁を越えようとする試みが行われてきたが、最高のCPUや経験豊富なオーバークロッカーでさえも、何年にもわたって達成できなかったものだ。9GHzに迫った最初のCPUはAMDのFXシリーズプロセッサーで、何年にもわたって複数のオーバークロッカーが8GHz以上を記録してきたが、9GHzを越えることは出来なかった。これまでの公式記録は、FX-8370の8.722GHzだった。そして、Intel CPUは、ことオーバークロックの分野では、ここ数年AMDに後塵を拝してきたが、今回の記録でついに王座を奪還したことになる。

CPU Z HWBot i9 13900k.png

IntelがRaptor Lakeのプロセスノードに施した改良が、世界新記録を達成した理由であることは間違いない。Raptor LakeはIntel史上最も高クロックなCPUアーキテクチャで、Core i9-13900Kではブーストクロックが5.8GHzに達することができる。さらに、Intelは今後は6GHzを達成できる特別仕様のCore i9-13900KSの登場も予告している

偉業達成の瞬間は、以下の動画をどうぞ。

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