Sonyは6月、PlayStation 5のゲームをクラウドからストリーミングするための社内テストを開始したと発表した。現在、このテストは社外でも開始されしているようで、多くの人々がPS5ゲームのクラウドストリーミングを試すための招待状を受け取っている。
The Vergeによると、招待状を受け取った人々は、最大2160pの解像度でゲームをストリーミングできたという。また、ストリーミングするPS5ゲームのクラウドセーブをすでに持っている場合は、自動的にそのセーブを使用することができるという。
現在、このパブリック・ベータ・テストの対象となるPS5ゲームはかなり限られている。人気ゲームフォーラム「ResetEra」では、現在ストリーミングプレイが可能なゲームリストが共有されている:
- God of War: Ragnarok
- Horizon: Forbidden West
- Fortnite
- Fall Guys
- Destiny 2
- Returnal
- Demon’s Souls
- Death Stranding
- Sackboy A Big Adventure
- Destruction All Stars
- Fall Guys
- Demon Slayer (game trial)
- Resident Evil 8 (game trial)
この機能が正式に開始されるまでの数週間から数ヶ月の間に、プレイ可能ゲームは更に増えていくことだろう。
PlayStation Plusのプレミアム会員は、すでにPS3やPS4の旧作ゲーム数百本をPS5やWindows PCでストリーミング再生できる。今のところSonyは、ストリーミングサービスにPS5のゲームが追加されることを、PlayStation 5本体だけでなく、Windowsプラットフォームにも拡大するかどうかは明らかにしていない。
Sonyはクラウドサーバーからゲームをストリーミング配信する先駆者の一人である。同社はは2012年にゲームストリーミングサービスのGaikaiを買収し、その技術を利用して2014年に古いゲーム向けの独自のストリーミングサービスを開始した。
だが、こうした経験をもってしても、Sonyの吉田憲一郎CEOは最近のインタビューで、クラウドゲーミングは技術的に「非常に厄介」であり、「クラウドゲーミングにはまだ課題がある」と語っている。PS5のゲームをストリーミング配信するこの新たな取り組みが、より良い成功を収めるかどうかを見守る必要があるだろう。
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