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Xiaomi 12S Ultraで動作するSnapdragon 8+ Gen 1がiPhone 13 Pro MaxのA15 Bionicをゲームテストで上回った

QualcommSamsungを捨てて、新たなチップセット「Snapdragon 8+ Gen 1」の量産をTSMCに託したのは、恐らく正しい決断だったのだろう。今回、iOSデバイスとして最高峰となる、AppleのA15 Bionicを搭載したフラグシップモデル「iPhone 13 Pro Max」と、ついに登場した「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載したAndroidのフラグシップスマートフォン「Xiaomi 12S Ultra」のベンチマークテスト対決が行われた。結果は、ついにAppleが一部ではあるが、Androidデバイスに惜敗を喫することとなった

A15 Bionicは、Snapdragon 8+ Gen 1と比較して、依然として優れた電力効率を誇る

Golden Reviewer氏は、両端末で『原神』を実行した結果、Xiaomi 12S Ultraは、Galaxy S22 Ultraで実行したSnapdragon 8 Gen 1よりも大幅に効率が向上し57.7FPSを達成したことを確認した。なお、『原神』のゲーミングテストは、視覚的な設定を最高にして、室温25度の環境で実施している。

Snapdragon 8 Plus Gen 1 vs A15 Bionic
Golden Reviewer氏によるレビュー

今回のテストで、Xiaomi 12S UltraでSnapdragon 8+ Gen 1がかなり低温で動作するようになったのは、TSMCの4nmアーキテクチャと、フラッグシップスマートフォンで動作する冷却ソリューションが改善されていることが関係している可能性が高い。Golden Reviewer氏は、iPhone 13 Pro Maxを含む、A15 Bionicを搭載した複数のデバイスもテストしている。

iPad mini 6を除いて、Xiaomi 12S Ultraは、両端末よりも高い平均フレームレートを達成し、Snapdragon 8+ Gen 1が両端末のA15 Bionicよりも低温で動作することによって、iPhone 13 Pro Maxと2022年のiPhone SEを打ち負かしている。A15 Bionicの利点は、Snapdragon 8+ Gen 1よりも電力効率が良いことで、iPhone 13 Pro Maxが『原神』を実行した場合、より良いバッテリー持続力を持つことを意味する。

しかし、同じSoCを搭載したiPad mini 6は、なぜかより多くの電力を消費するが、同時にXiaomi 12S Ultraの平均フレームレート59.3を上回っていた。これらの改善を考えると、Snapdragon 8 Gen 2の性能改善に大きな期待が出来そうだ。

とはいえ、このテストの結果は単純にチップセット単体の性能を評価する物ではなく、搭載デバイスのその他のスペック(ディスプレイ解像度や冷却ソリューションの違い)また、iOSとAndroidでそもそもゲームの描画内容等にも違いがあることなどから、フレームレートの差に違いが出てきていることは留意しておく必要があるだろう。

Snapdragon 8+ Gen 1と同様に、Snapdragon 8 Gen 2はTSMCの4nmアーキテクチャで量産される見込みだ。うわさでは、これまでと異なったチップ構成になり、より優れたエネルギー効率を示すとされており、ゲーマーから大きな期待を寄せられている。

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