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2022年、半導体製造装置の世界市場は5%の成長を記録し、過去最高の売上を記録した。最大の購入者は、なんと中国だという。米国による技術的な制裁が苛烈さを増しているにもかかわらず、。

これらの数字は、電子製造および供給チェーン業界団体であるSEMIが、新たな「Worldwide Semiconductor Equipment Market Statistics(WWSEMS)」レポートで発表した物に基づく。

レポートによると、半導体企業がより多くの容量を追加するために投資を行った結果、2022年の半導体製造機器の売上は1,026億ドルから1,076億ドルに増加したという。これは、昨年後半に多くの経済でインフレが襲ったときに始まった景気後退にもかかわらずである。

「2022年の半導体製造装置売上高が過去最高を記録するのは、高性能コンピューティングや自動車などの主要な最終市場における長期的な成長とイノベーションを支えるために必要な製造設備の増設を業界が推進していることに起因します。さらに、この結果は、パンデミック時に表面化したような将来の半導体サプライチェーンの制約を回避するための地域ごとの投資と決意を反映しています」と、SEMIの社長兼CEOであるAjit Manocha氏は述べている。

SEMIによると、中国は前年比5%の投資減速にもかかわらず、半導体装置の最大市場のままだった。この減少は、米国が中国の先進的なチップの製造能力を制限する動きによるものであり、Applied Materialsのような米国企業から、ASMLのようなオランダの露光装置大手企業にまで広がっている。米国政府は、オランダ日本を含む同盟国に制裁に参加するように圧力をかけている。

中国はすでに米国の行動を批判しており、Bloombergが報じるところでは、日本大使との会合で中国の商務大臣の一人が日本の半導体製造装置への輸出規制計画に懸念を表明した。大臣は、日本に対して世界貿易機関のルールに従い、世界の供給チェーンの安定性を維持するよう要求したとされている。

SEMIによれば、半導体製造装置の第二の大市場である台湾は、26.8億ドルで8%増加した。一方、ヨーロッパの投資は93%増加し、北米市場は38%増加した。日本の売上は7%増加し、その他の地域は34%増加した。韓国は21.5億ドルで14%減少し、トレンドから外れている。

リージョン2022年2021年変化率
中国28.2729.62-5%
台湾26.8224.948%
韓国21.5124.98-14%
北米10.487.6138%
日本8.357.807%
ヨーロッパ6.283.2593%
世界のその他の地域5.954.4434%
合計107.64102.645%
(Sources: SEMI (www.semi.org) and SEAJ (www.seaj.or.jp), April 2023)

Bloombergによると、米国は半導体製造機器の台湾からの輸入を増やしており、台湾から米国への半導体製造装置の輸出は、1年前と比較して42.6%増加した。

SEMIが報告したところでは、2022年のウェハー処理装置の世界販売は8%増加した。一方で、アセンブリおよびパッケージング装置の販売は19%減少し、テスト装置の総販売は4%減少している。


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