NVIDIAは、DLSS（Deep Learning Super Sampling）アップスケーリングテクノロジーが、200以上のゲームやアプリケーションで利用可能になったことを発表した。

200以上のタイトルがDLSSに対応

新規発売のゲームも多数あり、まず1つ目は、来週PCで発売されるアクションプラットフォーマーゲーム『Loopmancer』がDLSS対応となる。NVIDIAによると、DLSSパフォーマンスモードは、レイトレース反射を有効にすると、4K解像度で2倍以上のパフォーマンスを発揮することができるとのことだ。

2本目の新発売タイトルは、7月21日に発売予定のインディーゲーム『Hell Pie』だ。こちらもNVIDIAは4K解像度でDLSSパフォーマンスモードによる2倍以上のフレームを実現しているという。

また、DLSSのアンチエイリアシングに焦点を当てたバージョンであるNVIDIA DLAAを追加するゲームもいくつかあるようだ。1つは『Baldur’s Gate 3 with Patch 8』（本日リリース）、もう1つは3Dパズルプラットフォーマーのインディーゲーム『Lumote: The Mastermote Chronicles.』だ。

最も大きな発表は、『The Lord of the Rings：Gollum』と『Steelrising』が、いずれもDLSSとRTXの機能に対応する予定とのことだ。前者はレイトレーシングによる反射と影が特徴で、Steelrisingはレイトレーシングによる反射のみをサポートする。

両ゲームとも、Nacon Connectストリーミングイベントの提供により、新しいトレイラーが公開されたばかりだ。

ちなみに、Daedalicの『The Lord of the Rings: Gollum』は9月1日にPC、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series S|X向けに発売され、Nintendo Switchへの移植は今年後半に予定されている。Spiders 『Steelrising』は、その1週間後にPC、PlayStation 5、Xbox Series S|Xで発売される。

NVIDIAのRT/DLSS対応タイトル一覧