NVIDIAは、データオンクラウドサービスプロバイダーであるSnowflakeとの提携を発表した。この提携により、大規模言語モデルを開発するためのNVIDIA NeMoサービスプラットフォームをSnowflakeサービスと統合することで、企業がSnowflakeデータクラウドでカスタム大規模言語モデルを構築し、独自のデータを安全に使用できるようにするという。
本提携により、企業はパブリッククラウドサービスを通じて大規模言語モデルを構築する際の内部データ漏洩リスクを低減し、独自の大規模言語モデルを用いた様々なサービスアプリケーションの開発を加速することが可能となる。
NVIDIAとSnowflakeのAI技術を統合することで、企業ユーザーは幅広いカスタムアプリケーションを迅速に構築、展開、管理し、自動生成AI技術をさまざまなビジネスに適用することができる。
さらに、データクラウドでAI機能を拡張することで、ビジネスユーザーは、既存の管理データから自動生成AIアプリケーションを安全に構築し、データセキュリティを確保しながらコストとレイテンシーを削減することが可能になる。
Snowflakeデータクラウドは、4月末までに全世界で8,000社以上の顧客を有し、企業は顧客、パートナー、サプライヤーなど組織全体のデータを統合、分析、共有できるほか、広告、メディア、エンターテインメント、金融サービス、ヘルスケア、テクノロジー、通信・ライフサイエンス、製造、小売、リテールを推進する大規模アプリケーションを構築できる。また、広告、メディア、エンターテインメント、金融サービス、ヘルスケア、テクノロジー、テレコミュニケーション、ライフサイエンス、製造、小売、消費者市場向けの大規模アプリケーションの構築や、最近では政府機関や教育機関向けのデータオンクラウドサービスも開始している。
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