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リチウムイオン電池の開発者、John B. Goodenough氏が死去

リチウムイオン電池開発に重要な役割を果たした世界最高齢のノーベル賞受賞者、John B. Goodenough氏が100歳で死去した事が明らかになった。訃報は、テキサス大学オースティン校によりもたらされた。

テキサス大学オースティン校のJay Hartzell学長は、「Johnの偉大な科学者としての遺産は、他に比べるものがない」と語った。

ご存知のように、リチウムイオン電池は、現代の電子機器・電気自動車に欠かせないものであり、現代の生活はこれがないと成り立たないといっても過言ではないものだ。

Goodenough氏は、リチウムイオン電池の開発に画期的な貢献をしたことで知られるアメリカの著名な物理学者、材料科学者であり、ノーベル賞を受賞したことで知られる。1922年7月25日、ドイツのイエナ生まれ。Goodenough氏の研究は、エネルギー貯蔵とポータブル・エレクトロニクスの分野に多大な影響を与えた。

Goodenough氏の最も顕著な功績は、リチウムイオン電池の発明とその後の開発であり、スマートフォン、ノートパソコン、電気自動車など、さまざまな機器の電源供給に革命をもたらした。彼の研究は、電池のエネルギー密度と全体的な性能を向上させることを目的に、電池に使用される材料の挙動を探求し理解することに重点を置いていた。

1980年、Exxon Corporationの研究所に勤務していたGoodenough氏は、コバルト酸リチウムと呼ばれる高エネルギー密度の正極材料を開発し、画期的な進歩を遂げた。

この発見により、エネルギー密度、出力、サイクル寿命の面で既存の電池技術を大幅に改善した充電式リチウムイオン電池の実用化への道が開かれた。

Goodenough氏の貢献は、科学界で数々の賞賛と評価を得ている。

2019年には、リチウムイオン電池の開発でStanley Whittingham、吉野彰と共同でノーベル化学賞を受賞した。

受賞時、Goodenough氏は史上最高齢のノーベル賞受賞者で、97歳での受賞となった。

高齢にもかかわらず、Goodenough氏は現役の研究者として、電池技術の新たな進歩の追求に携わっていた。

彼の業績は、科学的好奇心と革新がもたらす永続的な影響力の証となっている。


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