NVIDIAはCESでゲーム体験全体を向上させる新しいディスプレイ技術「G-SYNC Pulsar」を発表した。
G-SYNC Pulsarは、PCゲームにおいて、動作中のグラフィックに関する視覚的明瞭度を高めるための技術だ。NVIDIA によれば、Pulsar は従来の VRR (可変リフレッシュ レート) の次世代バージョンである。
これは、ピクセルが色間を遷移する速度を動的に調整することで機能し、ゴーストやモーションブラーを抑制する。さらに、G-Sync Pulsarは、ディスプレイのリフレッシュ・レートと画面の位置に基づいてオーバードライブを調整する。速度に関係なく、ぼやけの低減と鮮明さはモニター全体で維持されるとのことだ。視聴時の不快感が気になる場合も、G-Sync Pulsarがカバーしてくれる。この技術は、変化するゲームのレンダリングレートに応じて、ディスプレイのバックライトパルスを適応的に調整する。その結果、視聴者に不快感を与えるちらつきが少なくなる。
最終的には、PCゲームでモニターの設定に入り、VRR(可変リフレッシュレート)やストロボ技術を使うかどうかを切り替える必要がなくなるはずだ。
ASUS ROG Swift PG27シリーズG-SYNCモニターは、新しいG-SYNC Pulsar技術をサポートする最初のモニターとなる。今年後半に発売される予定だ。
NVIDIAはまた、CES 2024の期間中、サードパーティ各社がG-SYNCをサポートする合計24の新しいモニターとスマートTVを展示すると発表した。これらは、AOCの16インチの小型ポータブルモニターから、LGの最大97インチの新型有機ELスマートテレビまで、多岐にわたる。NVIDIAはまた、同社のクラウド・ゲーム・ストリーミング・サービス「GeForce NOW」に、対応モニター向けのG-SYNC Cloudが間もなく追加されることも明らかにした。
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