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Nikonは、米国カリフォルニア州フットヒル・ランチを拠点とするハイエンド映像機器メーカー「RED Digital Cinema」の買収に合意した事を発表した。この取引の金銭的な条件は共有されていないが、Redはすべてが完了した後、Nikonの完全子会社となる。

RED Digital Cinemaは、サングラスとスポーツウェアの人気ブランド「Oakley」の起業家であるJim Jannardによって2005年に設立された。Jannardは、アナログフィルムの豊かさとディテールに匹敵するデジタルムービーカメラで業界に革命を起こそうとし、実際に大きな成功を収めている。

Nikonは発表の中で、今回の買収は、ユーザーに寄り添い、期待を超える宅絵つぃた感動体験を提供したいという両社の共通の願いの結果であると述べている。すなわち、Nikonの製品開発、信頼性、光学技術、画像処理に関するノウハウは、REDのシネマカメラ、独自の画像圧縮技術、色彩科学に関する知識と融合し、プロデジタルシネマ分野における新製品開発の道を開くことになる。

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かつて両社は対立したことがあった。2022年、REDはNikon Z9のファームウェア・アップデートがREDの特許であるデータ圧縮技術を導入しているとの主張でNikonを訴えた。それから1年も経たないうちに訴訟は棄却され、Nikonはカメラにこの技術を使用し続けることが認められた。それを考えると、両社が手を取り合う形となった今回の買収劇は感慨深い。

一時期はミラーレスカメラの開発でCanonやSonyから遅れていたNikonだが、最近はポジティブな話題も多く聞く。先週にはNASAと提携し、月面で使用する初のミラーレスカメラを開発すると発表した。すべてが計画通りに進めば、手持ち型ユニバーサル月面カメラ(HULC)と名付けられたこのカメラは、2026年9月までに予定されている有人月面探査ミッション(アルテミスIII)に間に合わせることができるだろう。


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