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SuicaなどのNFC決済は、5年以内に“真の非接触決済”になり、速度が向上する

Apple Watchで、モバイルSuicaやQUICPayなどのキャッシュレス決済を使う際、「Tap to Pay」という名が表すように、決済端末にほぼ接触させるほど近づけないと正常に処理が出来ない為、心配性の筆者は時々ディスプレイの傷が気になってしまうが、これらApple Payなど、多くのキャッシュレス決済での非接触型決済に採用されている近距離無線通信(NFC)の機能が向上し、今後はこうした懸念が払拭され、利便性が大幅に向上する可能性が明らかになった。

NFCフォーラムは、Apple、Sony、Google、NXP、Qualcommなどのメンバーで構成される共同体であり、NFC技術の強化と標準化に専念している。Android Authorityが報じたように、同フォーラムは新たな戦略的ロードマップを発表し、今後2~5年間に予測されるNFCの革新の5つの主要分野を概説した。

最大の改善点の1つは、現在5mmに制限されているNFC接続範囲の拡大である。フォーラムはその4~6倍の距離を検討している。これにより、非接触型決済は真の非接触型となり、物理的なタップは不要となり、より迅速で簡単な決済が可能になる。非接触決済のためにデバイスを並べる際にも、ユーザーはそれほど正確である必要はないだろう。

もうひとつの大きな変更点は、NFCワイヤレス充電の電力増加だ。現在の仕様では最大1ワットの電力が供給される。今回の計画では、これを3ワットに引き上げる予定だが、それでもQi規格の最大15Wには満たない。同フォーラムは、これによりワイヤレス給電と充電が新しい、より小さなフォームファクターにもたらされるとしている。

もう1つの変更点は、1回のタップで複数のアクションを可能にする機能である。例としては、ポイント・トゥ・ポイントのレシート配送、ロイヤルティ識別、トータル・ジャーニー・チケッティングなどが挙げられている。

同グループはまた、スマートフォンにPOS機能を持たせ、企業や個人がどこでも支払いを受けられるようにすることを目指している。また、NFCがその組成や製品のリサイクル方法に関するデータを共有できるようにしたいと考えている。

しかし、これらの変化はすぐには実現しない。2年から5年という時間枠には、5つの改善点すべてが含まれているため、上記の機能のいくつかは早い段階で登場する可能性もある。接続距離の向上とワイヤレス充電のパワーアップは、一般大衆が最も喜ぶべきものなので、優先的に開発されることを期待したい。


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